2023年7月18日 08:00
私の場合ですが年間で名刺交換する人は名刺の作成数からして最低でも100人以上はいます、異業種交流会を開催していたころは300人は下りませんでした。
毎年期末になると1年間に出合った人の名刺を整理しながら、その人と何があったかを思い出しています。
でも名刺を見てもどうしても思い出せない人も多数います、もしかしたら何かのイベントで名刺交換したのかもしれません。
記憶が無いということは、自分の中で「多分一度きりだな」と思って記憶を消した可能性も否定できません。
きっかけは多々有りますが毎年多くの人と出会います、食事や飲みに行くまでに親しくなる人もいます、そして信頼感が芽生える人もいます。
地元の飲み屋さんで知り合って、継続したビジネスを行うまでに発展した人も少なくありません。
しかし毎年多くの人と出会って信頼関係を築くまでに発展して、更に5年以上継続して同様のお付き合いができる人はいったい何人いるのでしょうか?
過去の例から見ると、出会いから信頼関係まで発展し5年以上も継続して同様に付き合っている人は1%未満というのが実際のところです。
科学雑誌か何かで読んだ記憶があるのですが、世の中すべての事項に「絶対許容量=臨界値」というのがあるそうです。
信頼できる人もまた多分に漏れず、密接なる関係を継続できる人数にも限界があるのです。
それには時間的制約も大きいです、人間の一生の時間は限られています、更には1年365日、1日24時間という限られた時間しかありません。
その限られた時間に限られた関係の人数に入れる人とは、どういう基準になるのでしょうか?
私はやはりその人の人間性です、少なくても利害関係ではないとはっきり言えます、利益が互いに齎されるのは信頼関係の結果でしかないのです。
知識を得るとか経済的な恩恵を得るなどの利益とは結果論なのです、つまりそういう関係の延長線上に結果として存在しているものです。
更に理由はよく解りませんが、何時の間にか気が付くとそこに居たというような師弟関係に近い感覚の人も私からは切り離すことはしません。
私はビジネスもプライベートも無欲な必死さが大好きです、私もそういう人なら寄ってくる人は自ら引き離すことはしません。
何時までも付き合える人って、結局そういう人なのではないでしょうか?
逆に自己利益を優先し何かにつけて他人のものを奪おうとギラギラしている人、一緒に居ると心がザワザワします。
頭で考えるよりも心は実に素直です、最近ではどんな良い人に見えても心の声に正直に行動しようと思っています、何をするにも一緒にいて楽しい人が一番なのです。