2023年7月11日 08:00
みんなで食事をするときに注文をなかなか決められない人がいます、プライベートであれば問題はないのですが、ビジネスでのパワーランチなどでは同席者を待たせることになります。
プライベートであれば食べたいものを注文するのは当たり前なのですが、ビジネスでは「食べたいもの」を優先させるのではなく、優先すべきは「人を待たせない」ということでありアレルギーなどで食べられないものがある場合を除き食事などどうでもよいくらいに考えなくてはなりません。
商談であれば完全にアウトです、ビジネスに自分の嗜好を優先し人を待たせる人間とこの先どのような有益なビジネスができようか、そう思われても仕方ありません。
ビジネスでの評価は自身の達成感や努力などは正直関係ありません、あくまでも相手に優先権があるのです、自分をどのように思われどのように価値判断されても全てが自身の行動という原因に起因するのです。
食事の場で注文するものがなかなか決まらない人が何故ビジネスで酷評されるかということですが、ビジネスとは全てがタイミングが最優先であるからです。
商談は価格よりも納期や期限が優先される場合が多いのです、期限通りに仕上がるなら高いお金を払ってもその業者にお願いすることなど珍しいことではありません。
安い方が良いという人はタイミング重視のビジネス最前線にいる人ではなく、正直個人事業主相手など小規模業務しかやってない人です。
ビジネスに決断の躊躇は致命傷です、やるかやらないかの判断が最優先であり詳細を決めるのはその後の話なのです。
それを詳細に確認してきて更に検討の時間を要求する、それを待っている間に他に頼むことになります、それがビジネスの世界なのです。
建築やIT業界などは特に納期遅れは致命傷です、返事を待っている間に当然他を当たられてしまいます。
ビジネスの世界で結論の先送りは100害有って1利無し、良く覚えておいていただきたい事項です。