2023年6月13日 08:00
何もかも自分の思ったようにいかない人に共通している事項を見て取れます、その中で特に思うことが「何かが違うんじゃないの?」という感覚です。
何かが違うから上手くいかないわけなので当たり前と言えばそれまでですが、ここで言うのは感覚的な事項です。
例えば選択肢ですが、信用すべき人が違う、一緒に組む人が違う、気にしなくてはいけない事項が違う、見るべきポイントが違う、行動の順序が違うなどです。
そしてもう一つがタイミング、判断するタイミングが違う、行動開始のタイミングが違う、撤退のタイミングが違う、それを話すタイミングが違う、考えるタイミングが違うなどです。
そういうことを総称して、「何かが違うんじゃないの?」と大きな疑問を抱くわけです。
面白いことに、本人はそれに全く気付いていないのに周囲の人の多くががそれに気が付いているということです。
そして何気なく遠まわしに言ったり的確に話をしても、「自分は正しいと思っているから余計なお世話です」と聞く耳を持ってもらえません。
最近ではそういう大きな勘違いを指摘することは少なくなりました、結局本人が正確に自分の状況を理解できなければ確かに大きなお世話になるからです。
「経験から学ぶ」ことも重要です、しかし「しなくてもよい経験はしないほうが良い」ということも頭に入れておけばもう少し冷静になれるかもしれません。
もう一つ、正しい判断で正しい行動をしていれば、人間関係も事業推進も見事にスムースに動いているはずなのです。
それがスムースに動いていないということ自体が、そもそも「自分の何処かに問題がある」ことに気付いてほしいと思います。
そして、「自分は正しい」と言いきったところで、結果が伴わなければやはりそれは根拠のないプライド(自尊心)と言われても致し方ないということも真摯に受け止めてほしいのです。