2023年4月26日 08:00
「仁義礼智信」の五文字を一度は見たことや聞いたことがあるでしょう、この「仁義礼智信」の五文字は「漢書」に記されているもので人として守らねばならない最低の行いを説いたものです。
漢書にまとめられる以前に孔子によって「仁」と「礼」が説かれ、孟子によって「仁」・「義」・「礼」・「智」の4つが説かれていました。
漢書にまとめられる際に、何者かによって「信」を加え中国文化伝承(五行思想の基)の五文字(五常)として組み立てたものです。
日本では津藩主である藤堂高虎が、息子である二代目津藩主高次へこの五文字を使って「武将たる者の心得」として亡くなる5年前に残したことが記されています。
さて、この「仁義礼智信」の各意味ですが、簡単にまとめると。
「仁」は、思いやりや慈悲の心。
「義」は、人として正しい生き方。
「礼」は、礼儀・謙虚・秩序。
「智」は、知識をもって正しきを判断すること。
「信」は、信用・信頼・正直。
となっています、「仁義礼智信」、これをまっとうできる人生こそが成功人生だと思います。