2022年11月15日 08:00
1円起業時代には多くの単身経営者が誕生しました、社員がゼロでもいいのですが是非物理的なオフィスを構えて欲しいと思うのです。
物理的というのは名義貸しや住所貸しではなくオフィスそのものを指しています、オフィスは狭くても間借りでも構いません、自宅ではなく業務を行う場を持つことが極めて重要なのです。
城を構えてはじめて殿でありオフィスを構えてはじめて社長なのです、この事実がビジネスの姿勢にしっかりと現れるからです。
毎日出かける支度を整えオフィスに出勤する、これがビジネスするうえで精神面でもの凄く重要なことなのです。
多くの単身経営者を見ているとオフィスは自宅兼用です、自宅であれば室内着で仕事をするのが常です、酷い場合はパジャマでビジネスメールや各種の資料を作成し自身のビジネスを推進しているのではないでしょうか。
多くのこうした単身経営者に忠告しておきますと、パジャマで資料作成やメールしていると資料やメールから解かってしまうことです。
何故解るのか?
そのメールや資料には緊張感がまるで無いからです、普段会って話しているときとは別人のようなラフでしかも的を得ていない内容だからです。
そもそも気持ちのうえで室内着やパジャマで自身の生活の糧である神聖なる生業を行えるものなのでしょうか、そういう姿勢は必ず有り得ない致命的なミスに繋がります、事実有り得ないケアレスミスの資料を送られてきたことがあります。
私は自宅のパソコンは情報収集とブログ以外には使用しないようにしています、例えメールでも自宅では行いません、ビジネス関係のアプリはあえてインストールしてないのです。
私は25歳で独立したフリーの時代からオフィスで必ずビジネスしており、過去一度も自宅を仕事場にしたことがありません、ただし個人事業主でフリー契約した起業前の3年間と上場企業の傘下に入った2年間は他社のオフィスに通いました。
自宅でビジネスするくらいなら契約先企業のオフィスでビジネスすべきです、ビジネスとプライベート空間をきっちり分ける、このメリハリある分別が経営姿勢に見事に現れるのです。
城を持たなければ殿と言えども野武士です、オフィスを持たない経営者はフリーターと何も変わりません。