2022年10月14日 08:00
還暦過ぎてからというもの「なんであの人は」とか「こうすればいいのに」とか、そういう他者の行動をあれこれ考えることをやめるようにしています。
要はいくら考えても結局のところは他者のことなのです、その人の立場ではなく自分の意識であれこれと考えても仕方ないのではないかと思うのです。
その人の事を本当に考えているなら、そしてその人を本当に信頼しているなら、「どうして」ではなく「そうなんだ」と考えることにしています。
育ってきた環境や経験、そしていろいろな人との出会いで今の自分があるようにすべての人もそうなのです。
それぞれにその人しか分からない理由も事情も有るものです、他者のことをそう思えるようになったことで急に心が楽になれた気がします。
人の心はものではないから、生きているのだから常に変化も進化もしているのです。
人間とは他者のことを結局自分のモノサシや思考であれこれと考えてしまいがちです、例え褒めようもない生き方であろうが他者の生き方を認めることで結果自分も他者事を気にすることもなく楽に生きられると思います。