2022年9月18日 08:00
しっかり計画して成功を確信したことでも、突然上手くいかなくなることは多々あることです。
上手くいかなくなった理由を考えてみると、周囲が非協力的だった、相手に何回も説明したのに理解してもらえなかった、協力者のミスがあった、社員やパートナーが思うように動いてくれなかったなどいろいろ思い当たることが出てくると思います。
しかしこの全ての原因は自分にあったと考えることで、その後に見事なリカバリーが生まれます。
自分の周囲に起こる事象は偶然的に起きるものではありません、そこには必ず自分の思考からくる行動が関与しているのです、いわゆるこれが因果応報というものです。
ここで重要なのは起こったことを否定的に見て無理やりに関係修正を行うことではありません、最も重要なのは状況把握です。
周囲にどういう形で協力を要請したのか、相手への説明の方法や内容は的確であったか、協力者や関係者への情報開示はタイムリーに且つ正確に行われていたか、パートナーの選択に問題は無かったかなど、これまでの経緯を思い起こして考えることです。
そして、結果を潔く省みて冷静に軌道修正する勇気が人を成長させるのです。
物事はきっかけがなければ起こりません、そのきっかけは全て自分が起こしたことなのです。
最後に一つ、思わぬ状況になったとき、重要なのは起きてしまったことをあれこれ考えるのではなくどのようにリカバリーするのかなのです。
どんなトラブルもリカバリーが上手くできれば、それは失敗ではなく「成功のための一つの試練」と化すのです。
成功者は常にリカバリーを考え行動を起こします、だから失敗などは無縁のものなのになるのです。