2022年9月16日 08:00
物事には必ず「きっかけ」というものがあります、常に今の行動が将来への「きっかけ」となります、これが「因果応報」というものです。
つまり自分が行動した結果が良し悪しに関わらず必ず自分に返ってくるということです、更にそれではと何もしなければ何もしなかったという結果が返ってきます。
私は、起業する前にヘッドハンティングされ外資系企業でフリーのシステムエンジニアを2年半、さらにその前はサラリーマンで3年間に4社も会社を渡り歩きました。
起業は弟子が増えてきて個人事業主では限界を感じた為に致し方なくというのが本音で、そこに志や夢などは微塵もありませんでした、在ったのは必然の流れだけです。
それが「今の私」です、良いことも悪いことも含めての結果です。
当たり前のことですが、もしもこの過程がちょっとでも違ったものだとしたら「私の人生」は確実に別なものとなっていました。
もっと言うと、「私の人生」は両親によって「きっかけ」を与えられました、更に言えばご先祖様によってこの世に生まれるきっかけを貰っているわけです。
与えられた人生、その後の人生、全て様々な人との係わり合いによって成り立っています。
「今の私」がどんな状況であれ、こうして平和に生活できている状況こそが幸せだと思わなければなりません。
「きっかけ」から過去の行動まで全てがその報いとして現在の自分に降りかかってきます、したがって今がどんな状況であれ全て自分の責任なのです。
他者に薦められたことでも他者に与えられたことでも、それを選択したのは他の誰でもない自分です。
であればそれを潔く素直に受け入れること、そして自分で選択した人生を全うするしかないのです。
それが「覚悟」であり行動で表示するのが「姿勢」というものです、「常に姿勢を観られて覚悟が問われる」、自立(自律)した大人の集団とはこういう世界なのです。