2022年8月22日 08:00
私は事有るごとに「待つ姿勢」の話しをします、この「待つ姿勢」というのは「絶好の時期を待つ」という意味で事業の始動や温めている事業を表面化させる時期を指しており、それまでに充分な各種の準備をしておけということです。
例えば事業開始する際にパンフレットやサイトができあがっていない場合は、事業推進を行いながらこれらの側面事項を考え同時並行で実行していかなくてはなりません、また商材であればその販売方法を考えなければなりません。
これらは事業推進に最も重要な事項となります、代理店方式なのかネット通販なのかその方針と少なくても代理店なら数社は決めておく必要があります。
こういった準備なしで始動すると事業推進に100%尽力することができなくなり追われるような焦りが生じます、そして全てが中途半端に終わる可能性があります。
商品開発が完了しサービススキームの構築などは準備の一つに過ぎません、全ての準備が揃うまでは商品であればサンプルや最終テスト品、サービススキームであればモデルケース位の気持ちでいることが肝要です。
そして全ての準備が揃って事業を始動させたら、余計な事は何も考えずにひた走れるようにする必要があります。
したがって準備が終わっていないのなら、先ずはやるべき事をやってから始動や表面化させる時期をじっと「待つ姿勢」で待機することが肝要です。
対して「待ちの姿勢」という人が存在します、この「待ちの姿勢」の人というのは時期を「待つ姿勢」ではなくて、自分が何をするのかの指示を待つ人を指しています。
この世には他者から指示されないと自らは何もできない人が確実に存在するのです、つまり何をすべきか自ら考え判断することができない人なのです。
ただ指示した事が完璧に実行されるならよいのですが、指示されたことに今度は自らの考えを入れて想定しない別の方向へ勝手に行ってしまうので厄介極まりありません。
事業は時期を「待つ姿勢」、その間の準備期間は他者からの指示は「待たない姿勢」であることが肝要です。