2022年7月31日 08:00
心に響く言葉は誰にでもあると思います、そのときに魅かれるのは言葉でしょうか、それとも発した人でしょうか?
私はどちらかというと発した人に魅かれるタイプで、どんな人生を送った人なのかを重要視しています。
「賢者は名言を必ず持っているが、名言を持つから賢者だとは限らない」(孔子論語より)
言葉は誰にでも好き勝手言うことができます、でもその人の人生や経験を考えて言葉の意味を考えます。
経験したことでの根拠のない人の言葉は、やはり何を言っても薄っぺらく感じてしまいます。
そういう意味で大学時代からアインシュタインの本をよく読んでいた私は、アインシュタインの落ちこぼれ人生からの大逆転劇に心踊らされたものです。
そんなアインシュタインの老後は、人間の心の領域に踏み込み各種の名言を残しています。
中でも、「私が信じるのはただ一つ、他人の為に生きる人生のみが生きるだけの価値があると言うことだ」という言葉が切ないほど心に染みるのです。
何時の頃からか自己都合や自己利益優先の人が多くなったと思います、私の学生の頃まではみんなで助け合い分け合い生きていた国民総貧乏時代、贅沢こそできなかったがみんなで夢を語り合えた幸福な時代だったと思います。
成功者を意識するのであれば、歴史に名を残した人の言葉やその背景を調べて多くを学んでいただきたいと思います。