2022年7月20日 08:00
「まあ何とかなるさ、時が経てば全てが丸く収まる」、こういうお気楽な人をときどき見かけます、しかし多くの場合は期待に反して最悪の状況を迎えてしまうことになります。
「お気楽主義」とか「プラス思考」と言えばそうなのですが、何故この言葉とは裏腹に問題が解決するどころか更に深刻な状況を迎えるのでしょうか?
そこには、大きくその人の心理的なものを見て取れます。
「まあ、何とかなる」という時点で自分の過ちをを擁護してしまっています、つまりそう考えることで一種の逃げを作っているのです、なぜならその方が気持ちが楽になるからに他なりません。
そういう人は自分で動かずに誰かが助けてくれるのを待っています、でも決して思ったような良い状況にはなりません。
もし今までこれで上手くいっていたとしたらラッキーだっただけです、でもこういうことはそう長くは続くものではありません。
若い時には、「まだ若いから仕方ない」と周囲も応援に似た感覚で許してしまうケースもありますが一定の年齢になればそれは通じません。
厳しいようですが、問題解決には逃げずに自ら潔く覚悟を決めて行動しなければ解決の糸口さえ見つかりません。
時間だけが刻々と過ぎていくだけです、そして深刻さは時間とともに増していくのです。
上手くいってない時は、「何とかしなくては」という強い気持ちを継続して持って欲しいものです。
こんな時代はみんな厳しい中で逞しく生きています、辛く苦しいのは自分だけではありません。