2025年7月 8日 11:00
本丸の庭にソルダムの木が3本あります!
ソルダムとは、すももの一種でアメリカで交配された日本に逆輸入された品種です。
ちなみにプラムという言葉は、すももやプルーンを含む広範なカテゴリを指していて、たくさんの種類があります!
プラムは大きく分けて中国原産の「日本すもも」とコーカサス原産の「西洋すもも」の2種類がありますが、日本では、一般的に日本すもも=すもも=プラム、西洋すもも=プルーンと区別されているようです。
そして今回の「ソルダム」は日本すももの品種名ということになります。
ちなみに、すももの英名はジャパニーズプラム、仏名はプルーンです。
そのため本来すももは、プラムともプルーンと呼んでも良いことになるのですが、
日本ではなんとなく丸くて赤い日本すももを「プラム」、すこし細長くて濃い紫色をした西洋すもも「プルーン」と区別しているようです!
5月末時点ではまだ小さく固く未成熟でどのプラムなのか判明していなかったのですが、当時おそらくソルダムだろうと言っていた代表の言葉とおり(子供のころによく食べていたからだそうです)、このブログを書いている7月現時点では成熟してソルダムだと分かりました。
↓まだ青いですが、庭の整備で一部の枝を伐採する必要があったので、先日、伐採した枝に取り残されてしまっていた実だけを収穫してみました(6/24)。
傷はありますが、自分たちで食べるものなのでオッケーです!
ソルダムは加熱してもすぐには梅のようにペースト状にはならないので、コンポートにしました!
ジャムとコンポートはどちらも果物を加熱して作る保存食ですが、ジャムは果物をペースト状になるまで煮詰めるもの。
一方、コンポートは果物の形をある程度残したまま、軽く煮て作ります。
また、ジャムは保存性を高めるために砂糖を多く使用しますが、コンポートは砂糖の量を控えめにします。
まだ青いソルダムでしたが、コンポートにすると酸味もエグ味も減り、程よい食感と優しい甘さで美味しく食べられました。
時間が経つとどんどん実がほぐれてシロップの方と馴染んでますます美味しくなっていきます。
実の方はほぐれて柔らかくなったものを自家製梅ペーストと混ぜて食べるのにハマっています!
シロップの方は料理に使ったり、この夏、ちょっと疲れたときに炭酸水で飲んだりすると元気になります。
お酒で割るのも美味しそうです!
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