2024年3月 3日 11:00
食糧自給率は肉類の場合、その飼料が輸入であると国内産とはならないため、
自給率を大きく下げる要因とされてきました。
自給率を改善し、耕作放棄地の減少などのほか
口蹄(こうてい)疫などの悪性伝染病のリスク軽減のために、飼料の国内調達が必須でした。
そこで国内産の優良なる飼料の開発が急がれていましたが、
新品種の開発に成功し現在多くの検証が行われており、良好なる結果が出ています。
この飼料用の新品種の麦は「なつあおば」という名称で品種登録され、
まず初めに埼玉県での普及が図られています。
この「なつあおば」は、二毛作や地域によっては三毛作が可能なほど成長が早く、
穂だけでなく茎や葉も含めそのほとんどが発酵飼料として使うことが出来るという優れものです。
開発元は農業・食品産業技術総合研究機構中央農業総合研究センターで、
実証試験では病気にも強くその普及の期待が高まっています。
これらの結果、今後飼料の多くは輸入ではなく国内調達が主流となれば、
食料自給率は一気に跳ね上がることになります。
大きな期待を込めて見守りたいです。
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