2019年8月 9日 07:00
2018年5月、ベンチャー企業の投資育成事業を行う目的で2016年暮れに設立した法人がチャレンジを飛び越えて無謀とも思える一般企業でありながらも第二種金融免許取得を目指し新オフィスに移転しました。
1年後のつい先日のこと関連法人2社も続いて移転し旧オフィスはグループ企業のマネジメント法人と飲食事業法人のサテライトオフィスとして残すことになりました、引っ越しと同時に旧オフィスには大型冷蔵庫を設置し飲食店コンサルティング法人の新メニュー開発や本格的な有益な菌の研究、また自家製醗酵食品の研究を行うラボ1号として生まれ変わりました。
昨年5月の移転後には空っぽになったオフィス内をすべて天然木をそのまま利用したラックやテーブルを設置し、また大型の観葉植物の鉢を所狭しと置き1年かけて有益な常在菌にとってこれ以上ない環境を作り上げました。
現在オフィス内は生木のツーンとした爽やかな香りのするマイナスイオン豊富な空気に包まれています、この環境下は米のとぎ汁を1日置いておくだけで乳酸菌醗酵し茹でた大豆を藁で包んで置いておくだけで納豆になります。
改めて菌を入れるとか余計な事は何もしないで自然のままで醗酵するのです、野菜や果物も冷蔵庫に入れなくても腐敗することなく何時までも新鮮な状態を保持しています、梅雨の時期でもカビは一切発生せず冬でも植物は枯れることなく元気に成長しています。
暑い季節は植え替えたばかりの観葉植物の土にカビが生えるものなのですが部屋に入れておくと2日ほどでカビが自然に消えてしまいます、新しい土には土壌菌がいないのでカビてしまうのですが部屋の中の他の観葉植物から土壌菌が自然に移植され土が活性化した証拠です。
今後の計画では2年間培養してきた麹を使って手作りの生ハムやチーズ作りを実験したいと思います、そして常在菌でシールドすれば都会でも醗酵工場ができるという自論の証を作っていきたいと思っているのです。
またラボ1号は食と健康の実験工場としての存在だけではありません、グループ法人のマネジメントに関する事項やIT事業及び陰陽五行を現代版にした学問の重要なるロジカルシンキング空間でもあるのです、常在菌パワーなのかここにいると嫌な事を忘れ前向きな気持ちになり次々に新しい発想が生まれてきます。
今年に入ってから半年で4件の特許出願と3つの新たな事業創出のアイデアはすべてこのラボから生まれました、以前はじっくり考えたいときは家に籠りましたが最近ではこのラボがその場所となっています、土日ともなれば早く来たくて5時前には目が覚めてしまいます、「新たな城を手に入れた」ような心境の昨今です。
ここは18階で周囲に高い建物は何も無く新宿の高層ビル群や六本木の高層ビルも眺められ晴れの日には富士山がくっきりと見える眺望です、特に夜景が絶景で部屋を暗くしてビール片手にロジカルシンキングを行うには持ってこいの空間です、まさに天守閣、私にとって重要な研究拠点(ラボ)として生まれ変わったのです。