2025年8月29日 08:00
2025年8月29日 08:00
2025年8月22日 08:00
蝦夷松(エゾマツ)の自然樹形でのミニ盆栽です、自然な樹形になるように横枝や脇枝を透かし剪定しただけで樹形を強制的に作り上げていません。
蝦夷松は北海道に自生する松でトドマツとともに「北海道の木」に指定されています、種はできますが自然では種ではほとんど芽吹きせず倒木再生によって種を保存しています。
本盆栽は珍しい蝦夷松の実生で、実生2年苗を保険の意味で12鉢購入し1年育てた後に鉢上げしています、透かし剪定を施し2本植えのミニ盆栽にしてみました。
実生3年生蝦夷松(エゾマツ)のミニ盆栽(2本植え自然木)
海岸沿いに自生し曲がりながらも強風に耐える自然の姿を模しています
育成中の希少な実生2年生の蝦夷松
半数は植物育成に目覚めたスタッフに分けてあげました
☆創作ノート
・樹木 蝦夷松(エゾマツ)
・樹形 自然木
・鉢 素焼ミニ角鉢
2025年8月15日 08:00
オープンなガラス製の水盤にコケをびっしりと引き詰めて山野草とシダをアクセントにした夏の山道の日陰を再現したオープンテラリウムを造りました、コケは乾燥に強いホソバシラガゴケを使用してオープンテラリウムにしても手間がかからないようにしています。
アクセントの山野草は山肌にびっしりと生えるイワタバコと手前にシダ類のアスヒカズラを植えています、イワタバコはホソバオキナゴケに移植するように植えています、こうすることでコケがイワタバコのソイルとなります、尚背景に枯れ枝を配置しより山道に近い風景を模しています。
1週間に1度くらい霧吹きでたっぷりと水分を与えれば1年以上は維持できます、イワタバコは気温が下がると枯れてしまいますので枯葉を取り除けば春にはまた芽を出してくれます。
オープンなガラス製水盤で創作したコケ&山野草テラリウム
夏の日陰のある山肌を再現しました
☆創作ノート
・コケ ホソバオキナゴケ
・シダ アスヒカズラ
・山野草 イワタバコ
・装飾素材 枯れ枝
・ソイル コケ専用ソイル(華みやび)、アクアリウム用洗浄済小石(GEX)
・ケース ガラス製水盤
2025年8月 8日 08:00
私が盆栽にはまったきっかけとなった何とも言えない日本のワビサビを感じる樹木である糸魚川真柏、その糸魚川真柏の豆盆栽です。
豆盆栽とは概ね樹高が5Cm以下の極小サイズの盆栽を指し机の上などどこにも置けるので近年特に人気を博しています、本品は脇枝を挿し木して育てて3年ほどのものでかなり畳み込んで樹高4Cmと在り得ないまでの小ささにしています。
樹形は王道の「模様木(もようぎ)」で豆盆栽ながらも極めてダイナミックな樹形です、これだけ小さいにも関わらずしっかり樹形やジンやシャリなどの細工も施されています、本当にプロの仕上げは大いに参考になります。
本品は樹形を整えるための針金がまだ残っていますが、おそらく樹形は固まっていると思いますので近く外したいと思います。
糸魚川真柏-豆盆栽(模様木)
☆創作ノート
・樹木 糸魚川真柏
・樹形 模様木
・鉢 化粧豆丸鉢
2025年8月 1日 08:00
私が盆栽にはまったきっかけとなった何とも言えない日本のワビサビを感じる樹木である糸魚川真柏、その糸魚川真柏のミニ盆栽です、ミニ盆栽とは概ね樹高が10Cm以下のものを指します、幹の太さなどからおそらく5年生くらいの2~30Cmほどの樹高の糸魚川真柏を剪定と針金で折り畳み樹高9Cmに仕上げています。
樹形は王道の「模様木(もようぎ)」で実にミニ盆栽ながらも安定感のある樹形です、近年では更に小さな豆盆栽というジャンルもできており本当に小さく仕上げていますがしっかり樹形やジンなどの細工も施されています、さすがプロの仕上げは参考になります。
本品は樹形を整えるための針金がまだ残っていますが、おそらく樹形は固まっていると思いますので近く外したいと思います。
糸魚川真柏-ミニ盆栽(模様木)
☆創作ノート
・樹木 糸魚川真柏
・樹形 模様木
・鉢 化粧ミニ丸鉢
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