2025年6月 6日 08:00
糸のように細い茎と葉で可憐な黄色い花を咲かせるイトバハルシャギクは昔から野草ファンに愛され続けています、ガーデニングでの樹木の下を埋めるグランドカバーや鉢植えで大事に育てられています。
キク科の植物ですが花の形は小さなヒマワリのようです、「春に車輪のような花を咲かせる細い葉のキク」という意味から「細葉春車菊」と名ずけられました。
アメリカ原産で園芸店では英名の「コレオプシス」として売られている例が多く、近年では改良された赤い色や八重咲のものも出回っています。
シランの下に埋もれるように咲くイトバハルシャギク
イトバという名が示すように葉は非常に細長く糸のようです
多年草の宿根草で冬に土を掘り根を確保さえすれば、その根を鉢に向きなどを気にせず適当に植えるだけで春には勝手に生えてきます、非常に生命力が有るので扱いやすい園芸山野草です。