伊東久雄

後悔させないように指導するのが真の教育。

ただ言葉で伝わらなければ、

一度身を以って後悔させてみるのも愛のある教育である。

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後悔ほど自失の念に押し潰されることはない。

失意の中で深く反省させることも教育の一つ、本当の愛を知った者だけができる真の教育でもある。

「どうしようかな？」ではなくて「誰に伝えようかな？」。

上手くいっているときにはだいたいがこんな発想になる。

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「どうしようかな？」は自己都合での発想、「誰に伝えようかな？」は共存共栄での発想。

どちらが上手くいっている時の心境かは言うまでもない。

結果を出せないのは能力が無いからではない。

ただそれをやる自信と覚悟が無いだけである。

もっと言えば、それを好きではないからに他ならない。

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できない理由を探している間はそれを請けるべきではない、ビジネスに能力は無関係で自信と覚悟が必須である。

それ以上にその仕事が好きかどうか、これが一番の課題である。

テーブルの上に在るものだけが部屋の全てではない。

視野は広く思考は深く。

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人に物にお金になるネタ、探しもので自分の知っている範囲だけを見ていないだろうか、成功しない人の多くのミスがここにある。

天才にもいろいろなケースがある。

他者を喜ばせる天才もいれば他者を怒らせる天才もいる。

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喜ばせ上手は害にはならないが度が過ぎると信用を失うことにもなる、常に本音もよいが遊び心が無ければ人を怒らせてしまう。

何事も状況を見る余裕と節度が肝要ということだ、程が過ぎれば怒られるのは至極当然である。