2024年9月24日 07:00
ビジネス然り、プライベート然り、トラブルになるときには必ず前兆パターンが存在しています、商談レベルですんなりと上手くいき過ぎるような感覚を覚えることがあります、何でこんなに上手く運ぶのかと思いつつも進めてしまうこともあります、実はここに大きな落とし穴が待っている場合が多いのです。
例えばビジネスであれば事業が進むにつれ当所の計画との差異が徐々に明確に現れてきます、思った以上の時間や労力を費やし更には経費も膨らみ始めます、気がついたときには予定の半分も進んでいないのに既に赤字、更には難題が山のように増えてくるのです。
例えばプライベートであれば付き合い始めたころのワクワク感は徐々に消え、相手の行いや考え方の差異に苦しめられるようになります、気が付いたときには一緒に居ることすらイライラするようになります、これは一体どういうことでしょうか?
よくよく考えてみると、ビジネスでは最初に推進していた人がいつの間にか代わっていて、打ち合わせに違う人が次々と入ってきます、そしてその都度話も別の方向へ変わっていくのです、プライベートではその人だけ見ていればよかったのに家族や友人など様々な人が周辺に現れ周辺の人にかき乱されてしまっています。
本来なら長年やっていれば途中でおかしいと思うはずですがそれが何故チェックすることができなかったのでしょうか、これは状況がトントン拍子に進むがあまり上手くいくと思い込んでしまっているからです、そして最も重要な本来の事業計画や人となりの確認ができていなかったのです。
何事も「最初良ければ後悪し」と肝に銘じて気を緩めないようにしたいものです、逆に言えば最初あまり良くない印象の取引先や人がある日雪が解けるように穏やかな関係になる場合も多々あります、どんなカテゴリでも思い込み思考は厳禁です、更に大きな期待もしないことが肝要です、日々の些細な出来事をただただ楽しむこと、こういう淡々とした日々の感覚というのが実は上手くいくことが多いものです。