2024年8月26日 07:00
印刷はA社、ソフト開発はB社、デザインはC社、部品調達はD社など業務内容によってパートナーや人材を固定化することは珍しいことではありません、確かに固定化するメリットは数多く有ります、まず頼みやすさ、それから支払いなどの事務処理のやりやすさ、お互いの考えなどが解っているのでミスも少ないなどのメリットがあります。
しかし本当にそれで良いのでしょうか、それで本当に収益性は上がっているのでしょうか、例えばデザイナーですが今までのパンフレットや会社概要などを再度良く見てください、何かマンネリ化していませんか、その商品を引き立たせる内容とデザインになっていますか?
「やりやすい=マンネリ」ということに陥りやすいものなのです、結論を言うとパートナー企業は一つの業務に複数社用意しておいた方が絶対に良いです、その業務に最適なパートナーを選択することによって同じ商品のパンフレットでも見違えるように変わります、今までに無い視点からの提案も出てきます。
見積もりを双方から取るようにすれば互いに良い意味での競争心から安価に発注できる可能性もあります、「競争原理は資本主義の美学」なのです、事務処理の煩雑さや担当者の仕事が増えることは当然のことです、担当者とはそもそもそれが仕事なのですから。
良い物を作って良いビジネスにする為に手を抜いていては本末転倒です、自ら面倒なことを行ってこそ結果も付いてくるというものです、一つしかないものを仕方なく使うのか、多数有るうちから一つを選んで使うのか、この答えは自ずと解ると思います、ビジネスに妥協は最悪手であり厳禁です、期待するような成果と結果は望むべくもありません。