2024年8月30日 07:00
「真面目」や「正直者」は裏を返せば「頑固」や「融通が利かない」と取られることがあります、ビジネスは真面目さだけでは成功しません、時には自分の信条を曲げてさえ相手と向き合う必要もあるのです。
真面目さがビジネスで最も敬遠されるケースは融通が利かないと思われることです、ビジネスを行っていくうえで時には契約事項通りにはいかないことは多々あるのです、それがビジネスという生き物だからです、理由は人間同士の取引なのですから当たり前なのです。
ビジネスが生き物というのは環境の変化や事業の見直しそして人間関係など最初から全て計画通りには進まないからです、しかしそういうときでも契約事項を持ちだして「これは出来ません」と強行に言われると、相手もそれに応じて「じゃ、契約は破棄しましょう」となってしまいます、「仕事は真面目にビジネスは臨機応変に対処」したいものです。
ところで、仕事は「労働=ワーキング」でありビジネスはあくまでも「経営=商売」です、これを決して混同してはいけません、つまり業務・就業・計画という仕事に関しては真面目に取り組み、ビジネスでの思考に関しては柔軟に人間関係を重視して相手との共存共栄を頭に入れて対処することです、ビジネスと仕事のメリハリが肝要です、そうしなければ動くものも動かなくなります、そしてビジネスと仕事を決して履き違えないこと、これは社会人として基本中の基本事項です。