2024年8月29日 07:00
ビジネスでもプライベートでも何か上手くいかないときは必ず何処かに大きな勘違いが潜んでいるものです、私も後から考えると「あそこで勘違いしていた」と気付くことが多々あります、でもその勘違いを起こしている時は自分ではなかなか解らないのです、終わって始めて気付くことになるのです。
例えば信用できると思っていた人、賛同してもらえると思っていた企画、高収益になるはずの事業、結果が伴わなければそれはやはり勘違いなのです、勘違いは多くの場合は冷静に判断できない状況から湧き出ることが多いのも確かです、それが思い込みや根拠のない自信に繋がり、結果的に勘違いを引き起こしてしまうのです、では勘違いを自ら気付くにはどうしたらよいのでしょう?
私の場合は期間を目安にします、例えば事業なら1年、人なら半年など、その期間の間はおかしいと思っても目を瞑って継続させます、何故なら多くの場合結果が出るまでのクリティカルタイムという期間が必然的に存在しているからです、しかしその目安の期間を超えても更におかしいと違和感を感じるときはやはり何かが間違っているのです。
その期間に起きたことを順序だって時系列で考えます、そうすれば矛盾やその本質的なことも見えてくるようになります、どんなことも何処かで一旦は冷静に判断しなくてはいけないのです。
そして「勘違い=誤り」に気付いた時は潔く軌道修正することです、もしくはリセットできることであれば潔くリセットすることです、事業であれば撤退であり、人であれば離別ということになるでしょう、おかしいと思いながら継続することは自分だけでなく周囲も巻きこみ引くに引けない最悪の状況になってしまいます。