2024年6月19日 07:00
トラブルの原因と考えられる最も多い事項に「不確実性の情報」という事項があげられます、これは社内外を混乱させる原因になるだけではなく大きな経営判断ミスにも繋がります、不確実さの原因としては幾つか考えられます、これを以下に示します。
1.用語の使用
技術などの専門用語やビジネス用語などお互いが正確に理解していれば何らの問題も起きません、どちらかが誤った認識で理解していると後々のトラブルに繋がります、専門用語やカタカナ用語はできるだけ使わないほうが身の為です、また相手が使ってきた場合は正確に理解する為に「それは、こういう意味で捉えて良いですか?」と必ず確認することです、これは決して恥ずかしいことではありません、むしろビジネスマンとして好感できる行為と言えます。
2.思い込み
誰しも自身の行動を正当化したいと思うし結果も上手くいくと期待するものです、したがってここに不確実要素が生まれてしまいます、できるだけ自分の思い入れや思い込みを排除して正確に状況を報告することです、人間関係上のトラブルの多くは自分勝手な思い入れと思い込みによることが実に多いのです。
3.情報ディレイ
情報の正確さを求めるのは内容だけではありません、時間的要因はとても大きいものです、情報とは時間の経過と共に常に変化しています、状況が変化する前の情報を変化した後に報告をするとどういうことが起きるでしょうか?
またそれを補正する為の情報が更に状況と合っていなかった場合はもう収拾がつかなくなります、情報の把握・報告はタイムリーであることが肝要です、その日の情報はその日に開示と処理が原則です、正確な情報は人間関係にも重要な要素です、情報に操られないようにするには最後は自分の目と耳で確認することです。