2024年4月10日 01:00
面白いことに自分の好ましくない事象の発生によって思いもよらない好ましいことが突如として起こることがあります、数年前の私にまさにその現象が訪れました。
銀行口座や各種会員カードなど私は仕事の関係やお付き合いなどでその時の必要性に応じて作らされることが多々有りました、しかしその目的が達成した後に1度も使う機会もないのに数年間そのままになっている場合が多いのも事実です。
私はこの状態が実に心地良くないのです、したがって使っていないものは出来るだけ早く整理したいと考える癖があります、使わないものが何処かに存在することで何かの拍子に思い出したりします、その瞬間が本当に好きではないのです、一瞬でも考えなくてもよいことに頭が使われることが実に気分が悪いのです、つまり不都合なことを整理することによって、そのことから頭が解放されるのがとても気分が良いのです。
会員カードと同じように仕事柄各種ブログやネットサービスの機能や使い勝手を確認するために習慣的に仮のIDを取得したりします、その確認が終わった後に正規に別のIDを作成しすぐ解約するのですが一つだけ記憶していたIDとパスワードが違っているのか放置されていたブログがありました。
時々思い出しては試みるのですがなかなか管理画面に行かなくて諦めて忘れようとしていたのですがどうしても気になっていました、ところがそんなときにそのIDを思い出すあるきっかけが起こったのです、機能を調べるために他のブログやサイトにリンクしていたのが幸いしてそのリンク先からアクセスがあったのです。
そのメール通知のフッターに忘れていたIDとハンドルネームが表示されており、そこから辿って新規にパスワードを発行してもらい無事に未使用の管理IDを解約することが出来ました、更にそのアクセスによって不明確だった幾つかの状況が把握できました、これは何らかの方法で確認したかった事項であり実に収穫が大きかったです。
「人が何かの行動をすれば必ずその事実と結果が残る」、この事象の発生によっていろいろな意味で情報や物事の整理ができ疑問が明確になったとたんに吉報が複数同時多発したのを記憶しています。
その時に頭に浮かんだのが兵法や論語に多く用いられている陰陽思想の考え方でした、私は常に思考し自分に言い聞かせていることがあります、それは「重要なのは何が起こったかではなく自分がどう捉えるかの問題である」ということです。