2024年1月25日 01:00
「ビジネスは常に5年・10年先を見て今を考える」、これは一環とした私のビジネスに対するポリシーの一つです、これが「未来思考」であり今と未来しか考えていないということです、更に人に対しても適応していて他者の過去にはまるで興味がありません、過去にどんな事をやっていてどんな栄光があろうが今の状況がどうであり未来にその人がどうなるのかということに興味があるのです。
「未来思考」の例をあげれば一見バラバラに存在しているように見えるIT法人のサービスメニューですが、これらをメニュー化する際に思考していたのは「ワンストップ化」というキーワードです、これによってシステム導入コンサルティングからシステム構築、そして導入後のメンテナンスとアフターフォローまで獲得したクライアントを長期に渡り安定優良顧客として維持できます、そしてクライアントも安心して事業に専念できます、つまり双方にとって有益な各種利益をもたらすのです。
また過去のメイン事業であった経営コンサルティング事業では起業前のコンサルティング・起業支援・起業後の実務支援と経営者育成という一連のサービスによりワンストップ化を構築していました、またその間のピンスポットサービスとして資金調達や事業計画策定などの側面メニューも用意し実施してまいりました。
一旦は休眠した事業ですが近未来においてターゲットを高齢者に絞って再構築させたいと考えています、更には海外事業での多くの経験を生かして海外展開支援や企業成長や成長拡大には欠かせないM&A(買収合併)なども加え、起業前からIPO(上場)という出口戦略まで行える総合経営コンサルティングファームを複数の事業法人によって縦横無尽に展開させることができる方法を水面下で計画しているのです。
この流れを解りやすくするためにデジタルマーケティングツールを今以上に多用して数年先を見て準備を行おうとしています、これによって当初は一見バラバラに見えるサービスメニューが5年後には実はワンストップサービスの流れの中にある各セグメントに過ぎないということが明確になります。
多くの企業は一つのサービス体系を数年間という膨大な時間と費用をかけて作り上げ細かなニーズに応じて細分割した廉価版のサービスを提供するという手法を用いています、私の「未来思考」でのやり方はまず未来の在るべき最終形を設計し、それに必要な要素を抜き出して先に個別メニュー化して実施しブラッシュアップを図って行きます、そして各要素が成熟した数年後にタイミングを見極めて最終形を一気に組み上げるのです。
このやり方によって各要素単位で先に収益を上げながらブラッシュアップが図られるので時間と費用と労力の無駄が一切発生しません、また最終形が出来上がった時には、既に軌道修正や内容の組み替えなどのフィードバックの必要がないほどに完成されていますので成長拡大させることに全力を上げられるのです。
ビジネスは今を見て未来を考えるのではなく未来を見て今を考えることが重要です、まして過去を見て今を考えているようではゴールは永遠に見えることはありません、人もビジネスも今から未来にしか進みません、どんな素晴らしい過去があっても過去に戻ることはできないのです、現実をしっかり見詰めて最終形であるゴールを目指して未来を見て進むことです。