2024年1月10日 01:00
近年、首都圏から地方自治体の移住支援策を利用して地方に移り住んだ人が急上昇しています、この5年間では3倍ほどに増えているそうです、その理由の一つとして若い世代の地方への移住意識の高まりや自治体の支援策拡充が背景にあると考えられています。
この情報を得た人の多くは「首都圏から徐々に人が少なくなっていく」と考えるのではないでしょうか、ところが実際はこの逆で東京都の人口は1年間に約10万人増えおり毎年人口増が記録更新中の状況なのです。
これが片方だけの情報による「情報の偏り」から齎される「思い込み」という確かな根拠が無い認識の刷り込み現象というものです、このような状況はこういったニュースに留まらず日常的に存在しています。
ある人からある企業や人の話を聞いたとしましょう、しかしその話はその人からの情報でありあくまでも一方向の話しにすぎません、更にはその話がマスメディアと異なり情報そのものも正確かどうかも解りません、しかし「思い込み」によって聞く人の都合で解釈されてしまいます。
これが自身のビジネスに関連する事項だったらどうなるでしょうか、常に人から齎された情報に翻弄されビジネスチャンスも本当に有効な手段も得ることなく終わってしまう可能性があるのです。
他者からの情報は鵜呑みにしないことです、ましては自己の都合の良い方向に解釈するなどはもっての他です、もっとも情報の真意は別としてそれを信じることで自分が救われるからという人も少なくはありません。
ビジネスは趣味でも遊びでもなく真剣勝負の世界です、自己都合で曖昧な情報を扱う人は経営者の器ではないしビジネスを行う資格もありません、片側だけの曖昧な情報に翻弄されて踊らされているうちは何時まで経っても他者を頼ることでしか何もできない「自立できない経営者」に留まるのが関の山でしょう。