2023年12月25日 01:00
ビジネス書籍などで「常識の中に答えは無い」的な表現が使われることが多いのですが、それはいったい何を指しているのでしょうか?
常識とは「既に目の前に存在するもの」に基づいている思考です、現状打破の変化を考えた場合にヒントどころか新しい何かを生む障害にさえなることが多々あるものです。
例えば現時点で消費者が充分満足している商材と同類の商材を新たに市場に投入したところで見向きもされません、これは新規性欠如による感動がないからに他なりません。
起業家は他者と同じことをしていては存在感を出せないばかりかサービスや商材が売れる可能性も極めて低くなります、如何に誰も言わないけど足りないと感じているものを見つけ出し、それを事業として立ち上げ早期に資金投下してイニシアティブを取れるかが成功への近道となります。
ただし「ふと考えた」小手先のアイデア程度の奇策は短期間しか通用しません、表示方法を変えたところで「顧客目線」に適っていなければ見向きもされません、事業とは変わりゆく時代の先にある「目線と感動」に素早く気付き瞬時に対応することで消費者の心を掴み安定した成長と収益が得られるのです。
「常識」とは現在消費者が見ている目の前のものでしかありません、したがって「常識を覆す」とは消費者の見えていない「欲求」に気付き「感動」する方法で提供できること、これが起業家が成功する方法なのです。