2023年11月22日 01:00
「ある人の行動や仕草が気になってしょうがない」というジレンマがあります、事あるごとに神経を使ったり自分の思ったように対処できずにイライラしたり終いには距離を置こうともしてしまいます。
しかしこれは多くの場合が嫌いなのではありません、むしろその逆である可能性が高いのです、特定の人の行動や仕草が気になるというのはその人を評価の対象にしているのです、もっと言えば存在を認めている証拠です。
脳科学分野において検証すると、イライラする場合は脳内ホルモンである「ノルアドレナリン」(不快ホルモン)が放出されることによって起こります、逆に楽しいムードは「ドーパミン」(快楽ホルモン)が放出されることによって起こります。
いずれも脳内ホルモンが分泌されるという共通点があり、この2つのホルモンは何かをきっかけに一瞬で逆転することがあります、つまりはどちらも無視できない存在であるということなのです、つまり好きな人も嫌いな人も紙一重であるのです。
対して何も気にならない人の場合は精神安定ホルモンである「セロトニン」が分泌されています、何も気にならない人というのは言い方を変えると「どうでもよい人」と言い代えることができます、「どうでもよい人」は自身にマイナス事を及ぼしませんがプラス事もありません。
つまりは何の影響も及ぼさないのです、そう判断しているから平常心でいられるのです、さて成長に必要なのはどのような人なのか、ここでもう一度考えてみる必要があるのではないでしょうか?