2022年8月18日 01:00
「ブランド戦略」の書籍をいろいろ読んではみるものの何かしっくりきません、過去の分析であったり小規模事業者が行うにはあまりにも非現実的で空論に近いものが多いからです。
また果たして「ブランド戦略」といいますが、「これが戦略なのか?」という疑問すら覚えるものも多数あります。
さて小規模事業者の「ブランド戦略」を考えるとき、過去の多くの失敗例はブランドを意図的に作っているということがあげられます。
そもそも「ブランド」とは何でしょう、一つ言えることはブランドはメーカーによって一方的に作り上げるものではなく市場によって作られるものでなくてはならないのです。
それは、消費するエンドユーザーであり販売を行う販売代理店によってです。
少なくても一般に行われているような、マーケティングによって商品コンセプトを考えロゴを作ってデザインを起こして広告を行い販売することがブランド戦略ではありません。
多くの失敗例は、上記の一連の行動によって現場や営業が間違った目的を作り出し更にはそれを行うことで間違った結果を得てしまうことにあります。
そして全てが一瞬にして終了してしまうわけです、本来の最大の目的を完全に見失ってしまっています。
結果、あれだけ多くの時間とお金を費やしたのに「何故売れない?」というストレスと、当然のこと大きな在庫損失を抱え込んでしまいます。
この時代は、冷静に真の「ブランド戦略」を考え実行しなくてはいけません。