2024年3月18日 10:00
野菜に含まれる最も大きな成分は「食物繊維」で水溶性と非水溶性の2種があり、水溶性は血液をさらさらにしてコレステロールを調整し、非水溶性はいわゆるファイバーで整腸作用があります。
今回は冷やして食べると美味しい「キュウリ」です、「キュウリ」はインドはヒマラヤ地方原産のウリ科の1年生植物で「タマネギ」や「トマト」などと同様に世界中で食されているポピュラリティを得た野菜の1つです、その原種の歴史はインド文明開花とほぼ同じころから栽培されていました、日本では約1000年ほど前に渡来して栽培されるようになりました。
「キュウリ」には他のウリ科の植物の特徴の一つでもある 「イソクエルシトリン」という強力な利尿効果のある成分が多量に含まれています、これはスイカやメロンなどと同種と考えても問題ありません。
したがって身体のむくみを取るには最適な野菜です、また利尿と同時に身体の毒素も排出してくれます、この意味でも冬にも身体の冷えに注意しながら漬けものなどで摂りたい野菜の一つです。
また多量に含まれる「カリウム」も利尿やむくみ解消効果が期待できます、夏の暑い時には生で食し寒い季節には漬けものや加熱して食するとよいでしょう、「キュウリ」の薬効成分は加熱しても壊れませんからスープなどにも入れてみては如何でしょう。