2022年12月 2日 08:00
若い人に年配者は「若いうちに若い時しかできないことをやっておくほうがよい」と言います、でも私は自身でもそうでしたが「若いうちに普通の人にはできない事をやっておくことがよい」と思っています。
ここで「普通の人がやらないこと」ではなく、あくまでも「普通の人ではできないこと」というのが重要です。
年齢に関係なく「できる事をやる」というのは極普通のことです、だから極普通の結果しか生みません。
一般的な人生ではなく勝者としての成功人生を望むのであれば、世間一般的な思考と行動から今すぐ離れることです。
例えば「夏は海に冬はスキーに行く」のは極普通の一般的な人の発想と行動です、私なら「夏はスキーに、冬は海に行く」ことを考えます、これは海外に行けば簡単に実現できるのです、発想は視野の広さで決まってくるのです。
さらに言えば「世間が休みの時は仕事して、世間が忙しい時にのんびりと温泉旅行する」のです、何処に行っても人混みもなく更に繁忙期の半額の費用で済みます。
世間の忙しさを余所に費用をかけず心から贅沢な時間と空間を味わうことができます、しかも旅費や宿泊で浮いたお金は思いっきりその地でしか味わえない豪華な料理を頂くのです。
経営者になったのであれば余暇の過ごし方も普段の行動も世間一般的な人にできない事をやることです、極普通の世間の人と歩調を合わせたいのであれば社員として雇われていた方がよほど幸せです。
「起業して経営者として生きる」、このこと自体が「俗世界からの脱却する」ということなのですから。
世間と歩調を合わせて生活していたら、独立した分の負担がかかるので上手くいって雇われている人と同様の年収でちょっと落ちる生活水準に終わります、年収は同じでも各種の保障や手当が無い分生活水準は落ちるのです。
正直な話が、「自由に時間と空間を楽しみ、普通の人の倍以上の年収と生活レベルを得る」という目論見もあっての起業だったのではないでしょうか、もっとも志もあるのでしょうが前出の目論見も確実にあったと思います。
上手くいかない人に多いのが「好きな事をやれればよい」というものですが、これは起業するための「志」などではなく「上手くいかなかった時の言いわけ」でしかありません、もしくはビジネスを道楽と混同しているかです。
経営者の「志」の原点に在るのは、「自分は他の人とは違う」ということが絶対的でなくてはなりません、それが無い起業であれば経営者として成功することはありません。
先の「好きな事をやれればよい」と言う人で成功している人を見たことがありません、そんな中途半端な人よりも世間一般的な人の方が楽して給与を貰い趣味や道楽で好きなことをしてます。