2022年11月12日 08:00
「金種」とはお金になる種を指し、解りやすい例ではイギリス童話の「ジャックと豆の木」です。
お金になる種は何処にでも存在しています、例えばビジネスブログの記事にも新事業のヒントは多数存在しています、思考を凝らして事業化すれば大きなビジネスになるかもしれません。
ただしそれに気付く人がいるかどうかが問題です、気付いてもマネタイズ方法を見極めないと損失だけが先行する羽目になってしまいます。
更に経営テクニックに加えて各種の経験やノウハウが必要になります、新事業とはアイデアだけで手軽にできるものではありません。
私はビジネスを料理に例えて説明することがあります、料理は食材の知識が豊富でそれに合う調理法を知らなくては美味しく食べることはできません、そして調理テクニックという技術も必須です、そもそも食材が見たこともないものであれば価値すら気付かないでしょう。
ビジネスも知識・経験・テクニックの3要素ワンセットで初めてその金種での収益事業を構築することができるのです、多くの人は必死に知識の習得に時間とお金をかけます、よくある失敗例はセミナーと講義さえ受ければ上手くいくと思い込むことです。
もう一つは多くの人と繋がってさえいればビジネスになると思い込むことです、次から次へと品を変え人を変えてはセミナーと講座を受け、そして不特定多数の人と出会うことに時間とお金を投資します、しかしこういう人で成功した例を見たことがありません。
こういう人の最大の勘違いは、知識と人脈を得れば成功すると思い込んでいる点にあります。
ビジネスで成功する3要素の割合では知識も人脈もゼロに等しいです、最も重要なのはテクニックです、次いで経験やノウハウ、最後に「成功させる」という絶対的なエネルギー源である「執念」です、これは40年間自身で経営して多くの成功者と接してはっきり言えることです。
知識や人脈などはオーバーな話しがゼロでも成功ビジネスをいとも簡単に構築できます、その道の知識と有益な人脈を持つ人を覚悟をもって顧問になってもらえば一夜にして完了するからです。
セミナーや講座を受け意味の無い人と会いまくっている人は、そもそもの価値基準の基本的発想とビジネスという代物の捉え方が180度間違っているのです。
知識を得ることや人と会う事がワクワクして楽しいという人であれば、ビジネスとは「商売」なのでビジネスではなく「セミナーを受け人と会うのが趣味です」と言えば周囲にも誤解されないで済むと思います。
私の周りでは海外も含めて日々多くの金種が集まり生まれていきます、正直自身だけではとうてい処理できない状況にあります。
多くは無かったことにして忘れようとしていますが幾つかは引き受け先が現れたことは嬉しいことです、その人たちは私のノウハウと資金も含めた各種の支援を一緒に得てしっかりと収益事業として構築し始めています。
残念なのは手の届くところに転がっている金種にまったく気付かない人です、そして自身で見つけたお金にならない種を何時かは芽が出ると頑なに信じて何年間も一生懸命に育てているのです。
撒いて1年経っても芽が出ない種は正直いって腐っていると考えた方がいいと思います、これも自然の摂理通りなのです。