2022年6月28日 08:00
何事も「一事が万事」、門下生に必ず言う言葉は「どんな事でも一度始めたら継続させろ」です。
例えばブログを始めた者には「一日一言でいい、継続しろ!」です、内容なんてどうでも良いのです、誰に読まれるかなどということを気にせず継続させることが意味を持ってきます。
これを100人に言って3ヶ月継続できるのはたったの数名名だけです、不思議なことに継続している人は半年を超える頃から自然に思った事を文章化できるリテラシー能力が身について文章化がスラスラできるようになり、大いにビジネスに役立つようになってくるのです。
これがもし週に1回であれば、脳の学習機能は機能せず何時まで経っても身につくことはありません。
多くの実験では何年も続けていた事も1週間置くと継続することを止めてしまうそうです、そしてそれまでの継続するという習慣性が記憶から消えてしまいます。
あとは気分と感情がその行為を支配するようになり、行動にリズム感が失われムラが出るようになります。
このムラこそが起業家の最大の障害であり、業務が溜まっているのに気分が乗らないときは仕事をしないという無責任な人になっていきます。
会社員はなぜ毎日会社へ行き淡々と業務をこなせるのでしょうか、それは毎日定時に会社に通って業務を行うという習慣性を脳が記憶しているからです、起業家だって同じように責任を持って業務を行う必要があります。
法人経営者とはクライアントから直接お金を頂いているのですから、ビジネスにおいては会社員以上に納期や期限などの約束を守るという責任が大きいのです。
「学びたい」と言うのなら、取りあえず言われたことを先ずはやって見せることが学ぶ姿勢を示すということです。
私は若い頃、反発する激しい心を抑え大先輩方の言うとおりに行動し多くの学びを受けてきて今があります、言われたことをやりもせずして教える者などこの世にはいません。
一度手を出したことに継続する意味を見いだせない者には、どんな些細な事業も起こせるはずもありません。
事業構築は業種を問わず極めて過酷な作業です、準備期間を入れ3年以上もの間ずっと思考を休めず継続させていき初めて全体像が見えるようになります、これはどんなベテランがやっても同じことなのです。
思い付いたらすぐそれでビジネスする人もいます、でもこれは事業ではなく内職と呼べるもので結果はたかが知れています。
事業構築に重要な項目は100以上あります、そのたった数個を考えてやるのと100%固めてからやるのとでは最終的に雲泥の差が進捗スピードと結果に現れるのです。