2017年2月
たんぽぽ普及協会のメンバーで休耕している農場視察へ行ってきました!
この農場で何をしようか企み中!
山奥の大自然の中!
まさに隠れ里農場!
車はなんと3台出動!
山道をドライブしながら行ってきました☆
ずっとお会いしたかった、元自衛官で
現在はオーガニック農業コンサルタントの
野々川尚さん☆
なんとたんぽぽ普及協会会長の農業部門の師匠です!(笑)
歳もなんと同じ還暦組!
土を触ったり匂いを嗅いだり、
雑草の様子や周囲の環境を入念に調査して
農場の持ち主さんに結論出し!
すごく勉強になりました。
野々川さんが良い土を見極めるポイントをいくつか教えてくださいました。
そのひとつは、
タンポポと同じく、
ロゼット型の野草が生えている土は養分たっぷりで土が元気な証拠!
ここで食用タンポポや会長の道楽で、
これまでにない新しい野菜が作られるのかな・・??!
農場の脇にはしっかりした空き家が有ります。
農場の持ち主さん曰く、
この家も自由に使ってよいとのこと!
なんと20人以上泊まれるようで、
近くでたくさん獲れるというイノシシと採れた野菜で野外パーティ・・
などと美味しい話題で大盛り上がり!
大自然の気に触れ合い、気分もリフレッシュ、
車窓から見える帰りの夕暮れはとても幻想的でした。
たんぽぽエキス商品化第1号の全身シャンプー、第2号のロングヘヤ用シャンプー、第3号のクリームは5度に渡るサンプル製作とテスティングを重ね、今月初旬に製造メーカとの最終打ち合わせを行い、ついに商品化の目途がつきました。
今回送られてきたサンプルは、完成版と同等の成分と配合としたベータ版、つまり最終テスティング用のサンプルです。
左のボトルが全身シャンプー、右のボトルがふわっと仕上がるロングヘア用のシャンプー、手前が全身保湿クリーム。
たんぽぽ商品は、(株)ファンシーフーズと(株)サンライトスタイルの全面協力により企画開発された、世界初の「タンポポエキス入り」のシャンプーとクリームです!
今後、最終テスティングとして肌や髪質の異なる人にモニタリングを実施し、問題なければ製品として確立いたします。
来年早々に、パンフレットやボトルなどの販促品の企画製造に入ります。
成分すべてを天然素材にこだわり、発泡剤や防腐剤も一切入れないという、 これ以上ないピュアな商品をお届けできる日はもうすぐです!
商品名「ダンデリオン」は医薬部外品として登録されます。
当協会を立ち上げて早14ヶ月、この間タンポポをを食材化及び商品化する目的で、日々の研究や実験を紹介してきました。
先日、そんな当協会の記事を検索で探し出していただき、某都立高校の先生から問い合わせをいただきました。
そして、当協会に2名の先生が足を運んでいただき各種の情報交換を行いました。
その高校では、なんと当協会と同様にタンポポプロジェクトを組んで、タンポポをエディブルフラワー(食べる花)として利用できないかを研究しているのだとか。
タンポポの調査にはじまり、各種の研究成果を見せていただき、当協会の歩みと同期しており大変嬉しく思いました。
また、タンポポの花をジャムにする試みなど今後の研究課題として大いに参考になりました。
学生さんたちは保育園で園児とPJ活動を行っていました!(楽しそう♪)
当協会では丁度先日、2年目の秋のタンポポ根を約60本収穫してきたばかり、最大のもので直径9cmとその大きく育ったタンポポ根や種類の異なる別のフランス産食用タンポポの根のサンプルなどを見ていただきました。
今後、どのような形で共同研究して行けるのか、ただ教育機関でもタンポポの研究をしているという事実が今後の活動に大きな自信となったことは確かです。
これまでただの雑草だったタンポポ、何時の日か食卓に乗る日が来ることを願いつつ、これまで以上に研究と実験に尽力していく所存です。
提携農家さんと越年実験栽培中の食用タンポポですが、2年目の秋タンポポの根を研究用に採取してきました。
なんと1年3ヶ月で直径3cmと野に咲く西洋タンポポの5倍以上の大きさになっていました。
根は漢方薬としても有名で、短期間でここまで育つとは根の方も事業化に向け大きく前進いたしました。
採取した食用タンポポの根は今後の研究サンプルとして35度の焼酎に漬けました。
薬効成分が期待できるだけに今後の実験&研究が楽しみです。
提携農家さんと越年実験栽培中の食用タンポポですが、2年目の秋タンポポの試食を行いました。
タンポポは越年草ですので毎年収穫を期待できるのですが、食用として越年したタンポポは果たして食用として活用できるのかが最大の実験テーマです。
見事に育った2年目の秋タンポポは小松菜やホウレンソウなどよりも大きく立派に育ちました。
まずは定番の卵とじ、苦みは予想していたよりも少なく味は問題なし。
ただし、茎の硬さは予想以上に硬くて繊維質が気になります。
しかし幼葉もうまったく別物でこちらはホウレンソウよりも柔らかく美味しかったです。
生で食べてもルッコラのようで問題なし!
と、いうことで。
2年目以降の食用タンポポは食用には適さないという結論に。
ただし、根は次回発表しますが、1年3ヶ月で直径3cmという半端でない太さになりました。
フランス産の食用タンポポは、春先に種を蒔き秋口までに葉を食用として収穫し、寒くなる前の秋の葉はジェノベーゼ等の加工食材に使い根は漢方薬として収穫という、ベストな年間の栽培と収穫サイクルの貴重なデータを得る事ができました。
栽培実験は大成功を収めました!
今回の1年3ヶ月に渡る越年栽培実験で3年は最低かかると予測していた収益事業化がクッキリと見えてきました!