タンポポエキス商品化第1号の全身シャンプー、第2号のロングヘヤ用シャンプー、第3号のクリームは5度に渡るサンプル製作とテスティングを重ね、今月初旬に製造メーカとの最終打ち合わせを行い、ついに商品化の目途がつきました。
今回送られてきたサンプルは、完成版と同等の成分と配合としたベータ版、つまり最終テスティング用のサンプルです。
左のボトルが全身シャンプー、右のボトルがふわっと仕上がるロングヘア用のシャンプー、手前が全身保湿クリーム。
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たんぽぽ商品は、(株)ファンシーフーズと(株)サンライトスタイルの全面協力により企画開発された、世界初の「タンポポエキス入り」のシャンプーとクリームです!
今後、最終テスティングとして肌や髪質の異なる人にモニタリングを実施し、問題なければ製品として確立いたします。
来年早々に、パンフレットやボトルなどの販促品の企画製造に入ります。
成分すべてを天然素材にこだわり、発泡剤や防腐剤も一切入れないという、 これ以上ないピュアな商品をお届けできる日はもうすぐです!
商品名「ダンデリオン」は医薬部外品として登録されます。
当協会を立ち上げて早14ヶ月、この間タンポポをを食材化及び商品化する目的で、日々の研究や実験を紹介してきました。
先日、そんな当協会の記事を検索で探し出していただき、某都立高校の先生から問い合わせをいただきました。
そして、当協会に2名の先生が足を運んでいただき各種の情報交換を行いました。
その高校では、なんと当協会と同様にタンポポプロジェクトを組んで、タンポポをエディブルフラワー(食べる花)として利用できないかを研究しているのだとか。
タンポポの調査にはじまり、各種の研究成果を見せていただき、当協会の歩みと同期しており大変嬉しく思いました。
また、タンポポの花をジャムにする試みなど今後の研究課題として大いに参考になりました。
学生さんたちは保育園で園児とPJ活動を行っていました!(楽しそう♪)
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当協会では丁度先日、2年目の秋のタンポポ根を約60本収穫してきたばかり、最大のもので直径9cmとその大きく育ったタンポポ根や種類の異なる別のフランス産食用タンポポの根のサンプルなどを見ていただきました。
今後、どのような形で共同研究して行けるのか、ただ教育機関でもタンポポの研究をしているという事実が今後の活動に大きな自信となったことは確かです。
これまでただの雑草だったタンポポ、何時の日か食卓に乗る日が来ることを願いつつ、これまで以上に研究と実験に尽力していく所存です。
提携農家さんと越年実験栽培中の食用タンポポですが、2年目の秋タンポポの根を研究用に採取してきました。
なんと1年3ヶ月で直径3cmと野に咲く西洋タンポポの5倍以上の大きさになっていました。
根は漢方薬としても有名で、短期間でここまで育つとは根の方も事業化に向け大きく前進いたしました。
採取した食用タンポポの根は今後の研究サンプルとして35度の焼酎に漬けました。
薬効成分が期待できるだけに今後の実験&研究が楽しみです。
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提携農家さんと越年実験栽培中の食用タンポポですが、2年目の秋タンポポの試食を行いました。
タンポポは越年草ですので毎年収穫を期待できるのですが、食用として越年したタンポポは果たして食用として活用できるのかが最大の実験テーマです。
見事に育った2年目の秋タンポポは小松菜やホウレンソウなどよりも大きく立派に育ちました。
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↓まずは定番の卵とじ、苦みは予想していたよりも少なく味は問題なし。
ただし、茎の硬さは予想以上に硬くて繊維質が気になります。
やはり食材には不向きですね。
結論としては越年させずに、根っこごと収穫するに限ります!
つまり、毎年種から育ててその年の内に収穫するのが一番のようです!
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↓ちなみにこちらは越年する前の、夏に種を蒔いたばかりの食用タンポポの幼葉を使ったスープ。
間引きしただけなのですけれど・・
もうまったく別物、こちらはホウレンソウよりも柔らかく美味しい!
加熱すると、まったく苦味も無く美味しいです!
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生で食べてもルッコラのようでまったく問題なし!
これなら、立派な食材になります!
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と、いうことで。
2年目以降の食用タンポポは食用には適さないという結論に。
ただし、根の方はといいますと、1年3ヶ月で直径3cmという半端でない太さになりました。
フランス産の食用タンポポは、春先に種を蒔き秋口までに葉を食用として収穫し、寒くなる前の秋の葉はジェノベーゼ等の加工食材に使い根は漢方薬として収穫という、ベストな年間の栽培と収穫サイクルの貴重なデータを得る事ができました。
栽培実験は大成功を収めました!
今回の1年3ヶ月に渡る越年栽培実験は大成功でした!
先日、フランス産の食用タンポポを委託栽培していただいている農家さんを訪ね、スタッフ&レストランオーナーと共に収穫に行ってまいりました。
タンポポってこんなに大きかったの・・?驚いた!
計測してみると大きなもので付け根は直径10cm以上、
葉の長さは60cmにも成長していました!
収穫後、その日のうちにファンシーフーズが経営するイタリアンレストランでパスタにしていただきました!
そして大量にある食用タンポポの残りは事務所に持ち帰り、まずはタンポポの葉の部分を使ってジェノベーゼにしました。
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このジェノベーゼを各種料理に使用し、株式会社ファンシーフーズフーズとレシピの研究中です!
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根の部分はタンポポ酒を大量に仕込みました。
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今年は400株の栽培、この後は紫タンポポなど品種改良したものを実験栽培します。
来年は、もっと多くのレストランに出荷できるように普及に努めます!
■ダンデリオンに含まれるたんぽぽエキスの有益性などの情報をお届けします。
たんぽぽ普及協会
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