2024年9月10日 11:00
野菜に含まれる最も大きな成分は「食物繊維」で、水溶性と非水溶性の2種があり、水溶性は血液をさらさらにしてコレステロールを調整し、非水溶性はいわゆるファイバーで整腸作用があります。
今回は、年中豊富に出回っている薬効成分も高い「ニンジン」です。
「ニンジン」は、セリ科越年生植物で、地中海沿岸が原産地。
日本には江戸時代に渡来し、当時は今のように根の部分が大きくなく根と言うより葉も含めた全体を食されていました。
主な成分は、根の部分では「カロチン」、これは身体の中でビタミンAに変わる栄養素で、人間には必須成分の一つです。
特にベータ・カロチンは活性酸素を除去し、万病の薬として世界中で注目され研究されています。
癌予防に効果があるので、毎日ジュースにして飲むと効果が期待できます。
お勧めは、朝食時にリンゴとニンジンをジュースにしてコップ一杯を飲むこと、これで身体が目覚め脳も糖分が回ってリフレッシュします。
このとき、可能であれば葉の付いた物を使用して、葉も全部ジュースにして飲むと更に効果が上がります。
葉にはベータ・カロチンに加えて、イオウやリン、カリウムなどのミネラルが豊富で、葉まで1本食べれば一日の必要量をまかなえてしまいます。
日本では、戦後葉が付いた物を入手しずらいのですが、海外に行くと葉が付いているのが当たり前のように売られています。
ニンジンの葉は想像する以上に長くて立派で、さらには根の部分よりも栄養素が豊富に含まれているのです。
韓国では、ニンジンの葉と海鮮物を入れたチヂミが食されています、ニンジンの葉は意外にも火を通すと、こんなにも甘くて美味しいのかと驚かされるほどです。
ファンシーフーズでは、このニンジンの葉にも食用タンポポ同様に大いに注目しています。
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