美味しい山菜や野草など、旬な物を食べてデトックスや健康維持に努めましょう。
野草といえばイタリアンで最近よく使われる「ルッコラ」ですが、実はこの野菜が栽培されるようになったのはほんの20年程前です、それまでは野に自生していた野草なのです。
「ルッコラ」は和名で「キバナスズシロ」、つまりダイコンの一種でダイコンほど根は大きくならない品種であり、生で味わえば確かに大根の味がかすかにします。
さて、そんなことをきっかけに日本でも食用に適す野草は有るのかと調べてみたら、恐ろしいほどの種類が有るので驚きました。
結論的には、「毒性が無ければ味は別にしてほとんどの野草は食べられる」ことが解りました。
ただし、ヨモギやセリなどとそっくりな強毒性を持つ野草も多いので、野草を自身で採って食べるのは熟知してからにしてほしいと思います。
そう言えば、パリで仕事をしていた頃はサラダによくタンポポが使われていました。
ちょっと苦味があるがフレンチドレッシングとの相性は抜群で、飽きがこない味で慣れれば毎日でも食べたいものに変わります。
日本でも明治の初期まで飢餓防止でタンポポの栽培を推奨されていたという記録があります、どうりで日本中どこに行ってもタンポポが自生しています。
花から根まで全て食べる事ができる栄養満点の万能野草、何故食されなくなったのでしょうか?
サラダは勿論、パスタにピザになかなかの味です。
何でも手に入る時代、健康ブームと相まって意外やこういう野草系が今後のトレンドになるのかもしれません。
韓国にはヤチェ(野草)と銘打った店があります、これは旬な天然山菜や野草を1年中食べられるレストランで、日本でも何時も目にしている野草が夏場だと何十種類も出てきます。
これらの野草をベースに半熟卵やカルビ焼きと混ぜて食べるビビンバは意外と美味くてびっくりします。
日本でも、こんな店が誕生する日がそう遠くないのかもしれません。
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やる気や闘争心を掻き立てるのが男性ホルモンの一種である「テストステロン」というホルモンです。
経済学者であり医学にも詳しいエルンスト・フェール氏は、ビジネスマンのテストステロン値が高い人ほど出世欲が豊富で何事に対しても真面目で努力家であるという実験結果を公表しました。
面白い事に、テストステロン値が高い人ほど同時に無駄な争いを避け、平等の精神で利益共有や共存共栄という事項が基本思考にあり、またこれらの行動を意図的に行うという結果も出たのです。
つまり、厳しさと優しさという陰陽両極の性格、これを司っているのがテストステロンなのです。
他者依存や自己利益優先という、いわゆる自分では動こうとせずに他者に頼る自分勝手な人が多くなった時代背景には、男女共にこのテストステロンの減少が大きく関与していると結論付けしています。
テストステロンは実は肉食により増加する事が解っており、誤った健康法の草食によりテストステロンが減少し、近年自発的に行動しない依存型の人やニートが多くなったと思われます。
テストステロンは男女共に30代に入ると急激に減少し始めますが、70歳を超えても20代並みの値を保持している人も先の調査で解っており、実はこの人たちの主食が肉だったことも調査結果として出ています。
尚、魚肉も同じ肉類と思われている人も多いのですが、実は魚肉では得る事ができない必須アミノ酸が数種類存在し、これらは動物性の肉類でしか摂取できません。
また、女性ホルモンの上昇にもこの男性ホルモンであるテストステロンが重要であるという研究結果があります。
つまり人間の身体の中には、男性ホルモンと比率を保つように女性ホルモンも存在するのです。
前述の闘争本能と共存共栄という対立するような行動の現れは、男性もテストステロン値が高い人は女性ホルモンであるエストロゲン値も高いからということになり、陰陽両立するような思考や行動も頷けます。
女性ホルモンが減少すると、イライラやうつなどの精神的不調に繋がります、つまり女性も肉を食べないと正常な精神状態を維持できなくなる恐れがあるのです。
更には必須アミノ酸の減少は肌荒れを起こしシワを増やすという美容の面でもマイナスになります。
バブル経済崩壊後、草食は健康的という間違った健康方法で男性も女性も我慢強さがなくなり切れやすいと警鐘を鳴らす医学報告も存在します。
何事もバランスが重要であり、肉は重要ですがそれだけでは駄目でやはり肉と野菜をバランスよく摂取することが肝要です。
当社では、「バランス良い食事は医者要らず」というテーマで食材や食の研究をさらに続けていきたいと考えています。
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新型コロナウイルスパンデミックの少し前に、日本で新たなウイルス感染症が脅威を齎す可能性が浮上していました。
その感染症とは、SFTSと呼ばれる「重症熱性血小板減少症候群」で、主にマダニにより感染します。
更に、犬や猫も人間と同じように、マダニにより感染しSFTS状態の犬や猫に噛まれたりすることでも人間に感染します。
現在日本では、2013年に初の死者が出て以来毎年のように感染者が報告されており、死亡率は約20%と極めて強毒性のウイルスなのです。
SFTSは2011年に中国で最初に発見され、その後、韓国や日本でも確認された新たな感染症で、今後アジアを中心にパンデミックの恐れが有ると警戒されています。
日本では、石川県以西の西日本地域に患者数が偏っており、現在までに宮崎県・高知県・鹿児島県・山口県・愛媛県・広島県・徳島県などで感染者が報告されています。
弱っていた野猫を病院に連れて行こうとした主婦が噛まれ、その10日後に死亡した例も報告されており、野犬や野猫には特に注意する必要があるようです。
夏は、暑さにより内臓も弱っており、免疫力が低下する季節です。
ニンニクやタマネギなどを積極的に摂るようにして、免疫力を向上させましょう。
ニンニクやタマネギが大量に使われるスパイスの効いたカレーは、食欲も増進し体調を整え、夏の免疫力アップには特にお奨めの料理です。
ショウガ・パクチー・バジルなどを生で食するのも抗菌・滅菌作用が有りますので、日頃から多く取り入れるようにしたいものです。
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身体のあちらこちらのリンパ腺が腫れて歩けないほどになった事があります、その時に医師から野菜を多く摂ることで免疫力を高められるとのアドバイスをもらいました。
そこで野菜嫌いの私は、野菜摂取の為にミキサーを買い野菜ジュースで対応する事にしました。
さて、野菜ジュースのレシピをネットで調べて作ってみたのですが、リンゴジュース+レモンで割ると葉野菜や根菜などほとんどの野菜と合う事が解りました。
意外に美味しかったのはカブとクレソン、カブは葉も入れてリンゴジュース+レモンで割ると何か梨のような味と食感で美味いのです、クレソンはトマト+パルメザンチーズを加えるとイタリアン料理のカプレーゼのような味になります。
自分流の野菜ジュースの数々は、カクテルレシピみたいに野菜ジュースレシピ本が出版できそうなまでに増えました。
さて、本題の酵素の話しです。
酵素は多くの人が菌の一種と勘違いしているようですが、これは一種のアミノ酸で正確には消化酵素を指しています。
酵素は野菜やフルーツに多く含まれており、フルーツは完熟をそのままにしておくと酵素により醗酵し、木に付いた状態でグルコースやアルコールに変わってしまう例もあります。
こういった事実などから、酵母や麹などとごっちゃになり菌の一種と思われているのかもしれません。
タンパク質やでんぷんは身体で酵素によって消化されます、実は動物の身体には多くの酵素が存在しています。
例えば、唾液にはアミラーゼが含まれておりでんぷんを糖に変えます、ご飯をよく噛むと甘くなるのはこのためです。
また、腸液にはサッカラーゼやマルターゼが含まれ、糖を消化しグルコースなどに変えます。
ここで何を言いたいのかというと、近年の酵素ブームですが本当に身体に必要なのかと言うことです。
実は、医学界からも身体に備わっている消化酵素だけで充分だと言う報告が相次いでいるのです。
更に、酵素液を作る材料の砂糖が問題で、これが逆に身体に悪いという報告まであります。
結論としては、酵素は外からわざわざ取る必要もなく、毎日野菜やフルーツを摂取していれば、あとは身体に備わった自然の力に任せておけばいいのです。
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前回、体温を上げる方法として脂肪燃焼を行う筋肉を付ける重要性をお話ししました、そして今回は身体を温める食品や食事についてお話しいたします。
体温を高める食品は多数ありますが、皮膚疾患との兼ね合いも考えないといけません、そういう意味ではお奨めする一つは「ショウガ」です。
ショウガは、身体を温めるだけではなく強い殺菌効果や消炎効果のある成分である、ジンゲロール、ジンゲロン、ショウガオールなどのショウガを由来とした薬効成分が多量に含まれています。
この発見は、16世紀に起きたイギリスでのペストの大流行でロンドン市民の30%の人々が命を落としました、このときにショウガを食べている人はペストから免れたという報告から研究されたものです。
特に冬には、韓国ではショウガ茶が好まれて飲まれています、ショウガのスライスをハチミツに漬けたものをお湯に溶かして飲みます、就寝前に飲むと身体が温まるばかりか精神安定の働きもあり熟睡できるそうです。
また、風邪の予防にもなるということで、最近では手軽に飲めるインスタントも売られています。
「たんぽぽ普及協会」では、身体を温める効果のある「タンポポ茶」を研究しています。
タンポポの根は「蒲公英」という漢方薬で、妊産婦の身体の冷え防止薬として昔から処方されているほどです、もっと身近に「タンポポ茶」を普及させたいと思います。
この他にも、ニンニクやタマネギなどネギ類も身体を温め、更には抗酸化作用で免疫力が増強し、皮膚疾患には有効な食品です。
皮膚疾患の人は、野菜を好んで食べる菜食主義の人が多く見受けられますが、生野菜は酵素を得る意味では重要ですが、特にグリーンサラダなど葉野菜の生は身体を冷やすので注意が必要です。
サラダであれば、軽く茹でたブロッコリを中心にした温野菜サラダがお奨めです。
ブロッコリは、スプラウトと共にビタミンAとビタミンCが多量に含まれ、皮膚や粘膜の抵抗力増強になるばかりかキャベツから改良された野菜だけに、ビタミンUも含まれ胃腸壁の修復など消化器官に優しい大変優れた食材です。
最後に、肉は身体を作り温める重要な食材です。
アトピーなどで抵抗がある人は、じっくり煮込んだカレーやシチューがお奨めです。
煮込みながら余計な脂肪分を取り除き、箸で割れるくらいまで煮込めば消化を助け身体にもそれほど負担がないでしょう。
そ
れ以上に、羊肉や牛肉などは身体に溜まった脂肪酸を分解燃焼させ熱に換えるLカルニチンを多量に含みます、この効果に期待して肉を上手く摂る方法を試してみてほしいと思います。
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