2025年6月28日 09:00
盆栽でよく見かけるゴヨウマツ(五葉松)。
庭にあるイメージがなかったのですが、代表が購入された物件の敷地の角のシンボルツリーとして植樹されています。
葉は5本の針葉が束になって出ており、葉の長さは3〜6cmと短めで、色は青みがかった緑色や白っぽい緑色をしています。
葉を触ってみると柔らかく痛くないことや手の平に乗る感じなのでかわいらしく感じます。
樹形は枝がよく分枝し密に茂る傾向があり、自然な樹形は円錐形ですが剪定や整枝によって様々な形に仕立てられます。
樹皮は若木のうちは滑らかな灰緑色ですが、成長すると灰黒色になり、亀甲状に深く割れ目が入ります。
厳しい環境で育つため、自然樹形はねじれたり曲がったりした独特の姿になることもあります。
このゴヨウマツも曲がっています。
ゴヨウマツは、マツの中でも特に盆栽の代表的な樹種として知られ「キング・オブ・盆栽」と呼ばれることもあり、特別な存在です。
葉が短く枝が柔軟で、曲げたり整えやすく樹形が作りやすいことや幹肌が美しく耐寒性も強く管理しやすいので盆栽では人気があります。
「ゴヨウマツ(五葉松)」という名前は、1つの短枝から5本の針葉が束になって出ているという特徴に由来しています。
学名:Pinus parviflora
分類:マツ科マツ属