
外壁の色決めです。
代表は最初から「アーモンド色」の指示。
即答で「承知いたしました!」とは言えません。
かなり色の幅があります・・・。
打合せの時にこんな感じの色と教えていただきますが、その色を塗装屋さんにお伝えすることもできません。
色を正確に表すには、マンセル表色系のを利用したりしますが、蛍光灯の事務所で確認した色と太陽光の現場で確認した色では全くと言っていいほど違って見え、塗装後に
「なんか違う!」
となってしまいます。
と、いうことで、塗装屋さんにサンプルを持ってきていただき、現場で代表に確認。
事務所でおっしゃっていた時より、薄い色かな・・・。
と、思いつつ、工事が進みます。
参考までにマンセル表色系の表現というのは、
色相、明度、彩度による有彩色の表示で「6G 8/3」と表します。
6Gが色相の緑色、8が明度、3が彩度となります。
ちなみに、無彩色は色相がないため、Nの後に明度の数字をつけて「N6」のように表します。

母屋のキッチン撤去後の壁をよく見てみると、
・床を張った後にシステムキッチンをのせているな。
※一般的な施工方法
・寒冷地対応となるこの地域は外壁内の配管も保温している。
・壁に断熱材を入れてないな。
・壁の内部にカビはなく、材料の腐食、シロアリ被害もない。
・配管の立ち上げとシステムキッチンの水栓の位置がずれてたのか。
※配管をL形に曲げている
など、いろいろ愉しく勉強させていただきながら工事を進めています。

母屋のキッチンを撤去しました!

↑ 撤去前
システムキッチンや換気扇のフード、給湯器などを外すのは大変ではないのですが、壁に張られているタイルなどの解体はどうしようかと、撤去前は職人さんも悩んでおりましたが、作業が始まればなんてことない。
あっという間に解体できました!
解体・撤去でものがなくなっていくと気持ちもすっきりし、代表が気にされる空間の空気のよどみも徐々に無くなっていきます。

この杉目の板は1枚1枚張っていきます。
空間が広いので大工さんは大変です。
また、実は張る前に何枚か並べて色や節が偏らないように張っていきます。
なかなか気づきませんが、こうすることで自然な仕上がりになります。
丁寧な仕事をしていただける大工さんなのでとても助かります。

違和感なくきれいな壁がだんだんと仕上がっていき、部屋の雰囲気が出てきました。
材木屋さんから
「杉目の板は縦のところと横のところがあってもいい?」
と、確認されます。
一般的なデザインは縦か横で統一し、鴨居や長押(なげし)から上部は反対にしたりします。
縦横混在か・・・
この建物の構造上、きれいに統一されたデザインにすることは難しいです。
ただ、そういうことを説明しても、お客さんによっては無理難題を突き付けてきます。
悩んでいても進まないので、代表に確認します。
「いいじゃん!!」
えっ!?
「縦横のデザインがあるのは面白いじゃん、それも風景」
厳しい考えをお持ちなので、覚悟しましたが意外なお言葉。

↑ 縦張りで統一している部分

↑ 横張りの部分
代表のおおらかな感性を垣間見るとともに、一安心。