2024年1月10日 09:00
「経営はテクニック99%+アイデア1%でありパッションなどは一切不要」などと事有るごとに話しをしています、これは正直な話しが極論を言っているに過ぎずその辺も含めて意味は都度説明しています。
テクニック99%とは、どんな良いアイデアでも事業化するためには資金調達から事業計画と行動計画という結果に結びつく具体的な戦略戦術そのものが重要だという意味で、B2Bビジネスを意図していることは想像に易しいと思います。
対してB2Cビジネスであればパッション100%でも食うだけの稼ぎは可能だとは思います、ただ私はB2Cビジネスを行う人とはビジネス上極力関わらない方針にしています。
B2Cの典型である協会ビジネスも、私の場合はB2Cというよりも組織を活用するB2B2Cビジネススキームを採用します。
法人格ではなく代表者が個人プレイで行うB2Cビジネスは法人ビジネスのスタイルとは言えず、私のような事業構築と事業推進を基本としたB2Bビジネス主体の事業家の守備範囲ではありません。
事業家の本来の取引先は最低でも年商1億円企業です、その顧客層であってはじめてB2Bビジネスとして双方の持てる能力を本領発揮できるというものです。
さてB2BビジネスでもB2Cビジネスでも経営者に不可欠と思える事項があります、それは経営者のメンタルの強さです。
メンタルが弱い人は何をやってもストレスを感じると「逃げ」てしまい、事業を成すなど夢のまた夢に終わってしまいます。
状況により明らかに表情が変わり周囲に自身の置かれた状況や会社の経営状況が丸見えになってしまいます、これでは上手くいくはずもありません。
考えてみても解ります、上手くいってないように見える人とどうして一緒にビジネスをやろうという気持ちになるでしょうか、ほとんどの人は運気が下がったような人には近づきたくもないというのが本音です。
メンタル面の耐性はとにかく厳しい状況の経験を積むしかありません、一度経験したことは必ず耐性ができます、これは人間の脳の特性でもあるからです。
幼少のころから嫌な事や辛い思いを耐え抜いてきた人は社会人になるや否やメンタルの強さが支えになります、対して幼少のころから常に嫌な事から逃げてきた人や逆に何の苦労もせずのほほんと過ごしてきた人は大した事でなくても逃避するか大きく落ち込み動けなくなってしまいます。
今では休眠している経営者成功道場の達人門下生には結果を保証するという誓約を以って愛弟子にしています、そして相手から離れていく以外は継続的に経済活動を支援しています。
門下生には覚悟とメンタル面を約半年間かけて確認します、その触りの確認だけでメンタル面の弱さを一瞬にして露見させてしまう人もいます、メンタルが弱いとまともなビジネスを行うこと自体が難しいからです。
時にメンタルが弱い人を誤って愛弟子にしてしまうこともあります、その時は私の責任において徹底してメンタル耐性作りから行うのですが結果はやはり時既に遅しの感があります。
ついて来れる人はほんのわずかで多くの人が自ら去っていきます、でも結果において本人も私にとってもそれが最も幸福なことであるのかもしれません。