2024年8月20日 07:00
依然として存在している異業種交流会の売り物の一つがビジネスマッチングであり関連するビジネスを行う人との出会いの場を提供するというサービスです、このビジネスマッチングというサービスですが私的に大きな疑問があります、それは「ビジネスを行う人は本当に出会いを欲しているのだろうか?」、ということです。
友達紹介や恋人紹介などプライベートでの話しであれば出会いの場の提供は基本であり重要不可欠だと思います、しかしビジネスという世界で意味の無い紹介は逆に厄介事が増えるだけで何のメリットもないと思うのです、経営者は常に自身のビジネスを考えています、ここで最も欲しているのは出会いではなく具体的にお金を得る方法や事項なのではないでしょうか?
出会いは利益にならないなら正直不要です、自身のビジネスで確実にお金になるということが優先事項なのです、つまり本物のビジネスマッチングというサービスは関連するビジネスを行っている人との出会いの場の提供ではありません、これは単なる将来のライバル同士の顔合わせに過ぎないと思うのです、経営者は今この瞬間に具体的にお金になる成果が欲しいのです、それを相互に繋ぎ合わせるのが本物のビジネスマッチングというものでなくてはならないのです。
現存するビジネスマッチングの主催者は人脈の多さをお金に換算する典型的な他者依存型の「質より量」という庶民感覚が極まった人であるところに驚きます、したがって自身の欲している「人脈開拓」が他者にも有益だと考えてしまうのです、そもそもここが大きく間違っているのです、そしてそれが収益にはなっていないと推測できます。
本物のビジネスマッチングとはビジネスを成約させてあげるサービスでなくてはなりません、「利益は他者優先、そして自己利益はその中に染み込ませること」、これはビジネスの基本です、これを徹底して行う事が真のビジネスマッチングなのです、あくまでも「ビジネスマッチング」とはビジネスの成約を指して言います、多くの場合「ヒューマンマッチング」を行っているに過ぎないのです、その根拠に人を紹介するもビジネスに関しては放置し責任を逃れようとする姿勢が見え見えです。