2024年2月23日 01:00
多くの企業にとって決算は一大イベントです、最大の社会貢献である納税とそれに伴う決算申告は避けては通れない事項の一つです、納税意義の他にも会社の状態を正確に判断したり、それに伴い予めの資金調達を検討したりと決算とは重要不可欠な経営事項でもあります。
ここで一つ明言させていただければ決算書とはあくまでも過去の状況でしかないということです、本当に経営に必要なのは「今」をどう判断し会社の未来をどう考え構築していくかが重要であり経営判断において決算状況は重要ですが囚われることでもありません。
未来の経営判断や経営方針のベースとなる現在の状況が明確に解る決算書は無視できない根拠でもあります、それに囚われてしまうのは致し方ないことなのかもしれません、ただ過去がどうであろうが経営とは明日何が起こるかは誰にも分からない代物なのです。
決算が良かったから安心することなく、また悪かったからといって落胆することもなく、決算内容を真摯に受け止めて冷静に明日を考えるのが成功する経営者なのです。