2023年12月21日 01:00
経営者としてビジネスマインドが如何に重要かは言わずもがであり常識ともいえるものです、当然のこと「絶対にそれをやったら終わり!」という致命的な事項がビジネスの世界には定石として存在しています。
例えば本店所在地然り、ホームページの構築の仕方然り、マーケティングや集客方法然りです、これらは同じ業界業種でも株式会社や合同会社、ましては社団法人では向けられる視点が事業であったり会員であったりするために表現内容や方法がまるで異なるものとなります。
つまり業種もさることながら業態によってはプラスがマイナスに作用することにもなるのです、これがブランディングの最大の盲点とも言えます。
ブランディングコンサルタントは5万といますが企業の業態や業種を熟知し総合的に企業価値を上げられる人はいったいどれほどいるのかと疑問さえ湧きあがります、経験も無いのにアイデアや小手先の感覚でアドバイスしてはクライアントを更に苦境に追い込んでいくことさえ見受けられます。
周囲の誰もがすぐ判るような簡単なビジネス定石の罠、当事者の経営者には浮足立ってなのか目先や感覚的なものしか見て考えていないのか、まるで気が付いていない場合があります。
アイデアを出すことなら誰にでも簡単にできる事です、問題はそのアイデアやアドバイスが当の企業の業種や業態を総合的に判断して適切なものか否かなのです、責任の取れない者が知ったかぶってコンサルティングを行うのはもっての他ですがそれを見抜けない経営者自身も自業自得と言われても致し方ないということでしょう。