2023年12月18日 01:00
私が考案し一時期サービスとして事業化していたたブランディング手法である「オンリーワンブランディング」とは、その人独自の事業を確立しブルーオーシャンを悠々と泳いでいただくことを最大の目的としたサービスでした。
事業というのは一時的なお金を得るための存在ではありません、未来永劫お金を生み続けることが肝要なのです、世に存在している自称ブランディングプロデューサーなどが展開する一瞬の「良い思い」を創造することを目的とした手法をブランディングとは呼びません。
ここで「ブランディング」とは「CI(Corporate Identity)」の一つの手法で「顧客の信頼を得て企業価値を高める企業戦略」を指し、決して安易にブランドを作り上げて知名度を上げることではありません、ちなみに「CI」とは「統一されたイメージやデザインによって企業文化を構築し価値を高めることによって顧客と利益を共有する」というのが最終目的です。
巷にはこのどちらでもない「ファンを増やし有名になって集客に活かす」というSNSを使って知名度を上げるのが目的の似非ブランディングが横行しています、これらはブランディングでもCIでもマーケティングでも何でもなく仮想空間上でカリスマを作り上げては自己満足させてあげるのが関の山です。
ブランディングに必須である「継続してお金を生み続ける手法」を指導するわけでもなくビジネスには無関係の結果しか残りません、経営とは未来永劫継続するものです、つまり瞬間の名声ではなく継続した事業を通して信頼と実績を勝ち得ていかなければなりません。
商品やサービスの信頼は一過性のものではなく進化しながら顧客満足度を維持していかなければならず、これが企業の第一義である「企業価値向上&顧客満足度」に繋がるのです。
企業価値とは代表者が有名になることではありません、継続した信頼感から自然に口コミなどによって商品やサービスの知名度が上がるようにするのが本物のブランディングであり経営者が真剣に考えるべき事項なのです。
自身が有名になりたいのであれば法人を作る意味も持つ意味もありません、個人事業主やフリーターの方が法的な柵もなく余程上手くいきます、経営者であるなら事業と企業の価値と信用力を向上させ継続させることに時間と労力をかけていただきたいと願うばかりです。