2023年11月10日 01:00
「兎はウサギの形になりたがる」というかなり昔に出版された本があります、この本は形には必然性があるという内容で完全なるサイエンス書籍です、「こんな本を読んでいったい何になるのか?」と疑問を持つ経営者も多いでしょう。
しかし経営や事業推進上のアイディアというのはどこに転がっているのか解りません、経営者にとって経営情報や経済情報はもちろん大切ですが経営とは全く無関係な情報も同じぐらい大切なものです。
例えば食物連鎖における種の争いは企業同士ののシェア争いのヒントにもなり、小説に描かれている人間模様はそのまま社内や取引先との人間関係に応用できます。
本を読むということは自ら体験することなく頭の中で「シミュレーション(疑似体験)」ができるのです、つまり実体験したように短時間で経験値を増やすことができるのです。
経営者というものはロジカルな考え方が重要な反面、空想力や発想力といった柔軟な思考も必要なのです、読書にはあらゆるジャンルを気分で選んで読むことが楽しく拘りを持たないことが重要だと思います。