2023年10月13日 01:00
ずばり深刻な話をしているのにニヤニヤしながら話す人は嘘を言っている可能性があります、脳科学の進歩は著しく脳内ホルモンと性格の関連性、記憶や思考のメカニズムなど科学や電気工学を駆使してこの数年間で急速に解明されてきています。
先の「笑い」の関係も解明されていて、思考・想像・言動を司る脳の部分と「笑う」という行動の脳の部分が同じ処で行われているために「嘘を言うと記憶と言動の不一致から脳内情報のバランスが崩れ、それに連動して笑う表情が起こる」ということです。
このように真剣なお願い事やとても笑顔で話せるような話題ではないのにニコニコしながら話をしていたら、その話には嘘やその場で創造した架空の情報が入っている可能性が極めて高いと言えます。
同様に「笑う」を司る同じ脳の部分は目の動きをコントロールしていますので、話をしながら目をくるっと上に動かす人や左右にきょろきょろ動かす時も同様に嘘や架空の話をしている可能性が極めて高いと言えます。
行動心理学も今までの多くの実験と統計の結果も科学的な根拠で説明できるようになりました、多くの実験や統計には必ず例外が生まれます、そしてそれを瞬時に見分けることはできません、多くの結果を分析して初めて解ることです。
しかし科学的根拠は動かしようのない生体メカニズムを解明したものですから誤魔化しようがないのです、ちなみに自白しない訓練を受けている現役の諜報部員(スパイ)でも嘘をついたときには顔の筋肉が緊張し笑みを浮かべ目を左右に動かすという実験結果があります。
生体メカニズムは訓練しても修正できるものではないのです、つまり嘘やでっち上げはこれらを知っている人にはすぐにバレるのです。
もう一つ、正確ではない事を文章として書いた場合はどうかということに関しては幾つかの特徴的な表現方法になることも解明されてきています、やはり思考は素直に表情や言動、そして文章にまで反映されてしまうということです。
つまりメールのやり取りなどでも思考を隠すことはできません、解る人には全てがお見通しとなってしまうことを念頭に置いておくことが肝要です、成功者になりたいのであれば誤魔化さずに常に正直に生きることを心がけることです。