2023年10月11日 01:00
15年来公私共にお付き合いのある中堅商社の社長さんは自らも言うようにゴルフや接待が彼のメイン業務です、独立前の彼は大手商社の社員でした、営業成績は最下位に近かったと言います。
独立起業したのも継続的な成績不振にいたたまれずの脱サラだっと言います、そして彼には特別な能力が有るわけでもありません、話しも上手いわけでもありません、また会社員時代は「どうやったら楽して儲けられるか?」を毎日考えていたと言います。
そんな彼が起業を境に不安とは裏腹に描いていた夢が実現してしまったのです、自分には営業能力が無いからと同期の敏腕営業と経理を自分よりもはるかに高額の報酬で引き抜きました、そして売れるものなら何でも仕入れて売りまくりました、業績に伴って社員も急増しその結果あっという間に超優良企業に成長したのです。
経営者に必要な能力って何でしょうか、少なくても社員時代に求められる能力とは全く次元の違うところに在ることは確かです、彼は起業当時から本当に仕入先や卸先との接待以外は何もしていないのだと言います、会社が上手くいっている安定期は社長は本当に暇なのです、これは私も何度も経験してきています、社長が忙しく動いているときは何か大きな変化を必要としている変革期しかありません。