2023年8月28日 01:00
昨今の起業ブームで起業した経営者の多くは、
生活改善の手段として起業したのではないだろうか。
もしくは同じ所得でも税金が少なくなるとの思惑か。
多くの起業家は無難にできる事を優先している。
これでは事業法人の意味をまったく成していない。
法人経営とは企業と事業の成長を最大の目的とし、
雇用と納税によって社会貢献するのが務めである。
生活を優先するなら目的ではなく手段に過ぎない。
もしも、そうであるなら法人を持つべきではない。
個人か個人事業主が最も有利で理想的な姿である。
「生活のためなら何でもやる」、
これが手段志向の典型的な人の思考と言葉である。
「成功するためにあえてやらない」、
この選択ができるのが目的志向の人の思考と言葉である。
成功する経営者の目的志向は手段志向と180度異なる。
「やった方が良い」という当たり前な思考ではなく、
「やらない方が良い」というストイックな思考が重要である。
「生活のためなら何でもやる」、
だから何年経っても収益は低位安定のままでステイする。
これが勝者が最も嫌う典型的な手段思考の人の現実である。