2023年7月 3日 01:00
よくあるビジネス勘違いからの交渉決裂。
ビジネス交渉の場で対等という立場は有り得ない。
契約上の対等関係とはその後の話しである。
ビジネスを行うのはあくまでも人である。
であれば、ビジネスの前に、
人としての立場を優先して考慮すべきである。
人として関係性の配慮ができない人は、
ビジネスする以前の社会通念やマナーの問題である。
更にその交渉の結果どちらが有利になるかが重要。
有利になる方が本来立場が弱いに決まっている。
「お願い」する方が低姿勢で臨まなければ、
まとまる話しもまとまらないのは至極当然である。
この意識のギャップが交渉決裂の最大要因である。
保留した案件を再交渉するのは容易ではない。
交渉の結果においての「保留」は最悪の結果である。
多くの場合、相手に遺恨を抱かせることになる。