2023年6月 5日 01:00
「役員全員の意見を確認した後に決める」、
「社員の総意を経営に反映する」、
などという全体主義を旗印にしている経営者がいる。
確かに聞こえは良いが経営者の器ではない。
上場会社ならコンプライアンス上致し方ないこともある。
しかしベンチャー企業がこれをやったら確実に破綻する。
全体主義という隠れ蓑を使う経営者は、
確実にいざという時に責任回避するようになる。
「全員で決めたのだから」という大義名分を振りかざす。
自信があり責任を全うする経営者は全体主義を行わない。
それよりも絶対的な強いリーダーシップを発揮する。
「一緒にやれない人はいつ辞めてもいいよ!」、
という頑なまでの姿勢に人は付いてくる。
ワンマン社長の何処が悪い?
個人保障に経営責任など全てが経営者に圧し掛かる。
自分で決めた結論ではないことに責任は取れない。
経営者はあくまでも最高経営責任者なのだ。
であれば経営方針の全てを自ら決めないと駄目だ。