2022年12月23日 01:00
哲学の世界に、
「天使の眼鏡と悪魔の眼鏡」という概念が存る。
天使の眼鏡は善悪が素直に見える眼鏡で、
悪魔の眼鏡は善悪が逆に見える眼鏡である。
人はどちらかの眼鏡をかけて生きている。
桃太郎のおとぎ話で説明すると、
天使の眼鏡で見るとおとぎ話の通りに解釈する。
悪魔の眼鏡で見ると、
鬼が善人で桃太郎は弱い者いじめをする悪漢である。
自分はどちらの眼鏡をかけているのだろう?
どちらにしても常識がまったく通じない人がいる。
確実に相手は自分とは別の眼鏡で生きている。
同じ眼鏡の人だけの組織なら上手くいくが、
違う眼鏡で生きている人がいたら上手くいかない。
同種の眼鏡の人は成功と良い流れを齎し、
異種の眼鏡の人はストレスと悪い流れを齎す。