2022年8月10日 01:00
「よくそんなこと考えつきますね!」と周囲に言わせる人がいます、ある商品を見せるとアイデアがドンドン出てきます、「あれにも使える」・「こうすればもっと売れる」などと。
でも、そういう人は特別なアイデアマンでも何でもないです、世の中にはそんな人はたくさん溢れています、何も言わない人は他者も同じ事を考えるだろうと思うから言わないだけなのです。
つまり、このような「ちょい賢い人」は実はマジョリティ(多数派)なのです。
本当のアイデアマンは、宇宙から飛んできたようなゼロからの発想ができる人のことを言うのです。
既存のものでアイデアが出せるのは元々人間に備わった応用能力の一つです、何も教えていないのにサルが棒を使って物を取れるように考えつくのと同じで生存本能の一つなのです。
問題は、このような本来はマジョリティである人があまりにも人から褒められるので自分は天才ではないかと勘違いを起こすことです。
そして何の根拠もなく起業したり事業化したりしてしまうのです、こうなると止まりません、そういう人は自信が有るから失敗なんていう言葉は頭の片隅にもありません。
私はこのような人を数多く見てきました、そしてその人たちの末路は言うまでもありません。